12.31.2020
静岡県・大瀬崎「駿河静浦附近産魚類目録」
12.28.2020
静岡県・獅子浜の海 〜泥池の妖精ヒメハナダイ〜
2020/12/26
静岡県・西伊豆
晴れ 東の風 水温17度
大瀬から獅子浜へ!
夜中までガツンと4本潜ってきた。
かまぢさーん!と富士山
エスペランスでご一緒させてもらって、秋には屋久島にも遊びに来てくれた
かまぢさん!が、なんと大瀬まで迎えにきてくれました。
かまぢ神さまありがとうございます。
獅子浜とことん遊ばせて頂きました。
近くの海なのにこんなに違うんだ。千本浜ともまた違ってこれはたまらない!
獅子浜ダイビングサービスさんはビックリするほど施設がキレイで快適だった。
なぜかまかない飯まで食べさせていただいて、幸せな獅子浜ライフでした。
12.23.2020
静岡県・大瀬崎「原始の大瀬崎の海!?」
2020/12/22
静岡/西伊豆
海底の何気ない岩の風景。
12.21.2020
静岡県・伊東の海「ヤマトナンカイヒトデ!」
12.18.2020
ハタハタ日記⑥ 〜接岸そして撮了〜
12.15.2020
ハタハタ日記⑤ 〜敗走〜
2020/12/15 秋田
男鹿ダイビングセンター
暴風雪 北西 風10m 気温-1/-4℃ 水温12℃
もう勘弁してください。。。
真夜中の暴風雪の中、ハタハタへの期待を膨らませて
海へと向かう。
大波が入ってこない場所とはいえ、なんか凄いことになってる?
流石に入る気になれる夜明けを待ってからちょっとだけ
海の中をのぞいてみる。
透明度、、、?何も見えない。
水面から顔を出すと、、、これまたホワイトアウト。
これは、、、ダメなやつだ!
漁港内でハタハタのお網を引き上げる漁師さんを見つめる。
1、2、3、、、10匹!?
これほどの寒波が来てもハタハタが接岸しないのか。
もうね、漁師さんと同じくガックシ。
朝8時には1日が終わった感じ。
今日は「にかほ」では少し取れたとか。
https://www.sakigake.jp/news/article/20201215AK0034/
能代でも防波堤裏でボチボチ取れたとか。聞いいた。
しかしいずれも多くない。
秋田テレビの記事がちょっと驚く。
https://www.fnn.jp/articles/-/119681
沿岸では去年の1,4%しか水揚げがないとのこと。
これはそうなのだろう。なんせいない。
最後の結びが「不漁の原因は全くわからない」だって。
それはいくらなんでも無責任じゃないだろうか。
ふー。
獲り過ぎの結果ですよ。(一応)
磯焼けで藻場の減少も気になるところだけど。
下の写真は昨日ハタハタが見つからずにうつむいていたら
目に飛び込んできた美しい生き物たち。
ミドリイソギンチャク
ここのミドリイソギンチャクもハタハタを待てるんだろうなぁ。
前に見た卵丸呑みしてる姿は衝撃的だった。
もうできることはあまりない。
雪と波を見つめながら祈るのみ。
〜追記〜
ハタハタの塩焼き
今朝、能代で取れたばかりの「ぶりこハタハタ」
卵がとろーっとしていて絶品でした。
八峰町の「民宿いがわ」さんより
ではでは。
12.13.2020
ハタハタ日記④ 〜最初にして最高の1匹〜
2020/12/13 秋田
男鹿ダイビングセンター
雪/晴れ 北西 風4m 水温12-15℃
秋田に来て10日目。できることは待つのみ。
浜での漁師さんや地元の人と話していると
明日からの寒波で来なければ今年はお終いだろうとのこと。
昨日ようやくハタハタに出会えた!
4時間潜って、たったの1匹だけ。
それでも今回来た目的は一応達成された珠玉の1匹。
お腹がパンパンの大きなメスを撮りたかった。
ハタハタのメスは深海から浅瀬にやってくると
すぐに卵を海、再び深海へ戻ってしまう。
なのでお腹の大きなメスにはなかなか出会えない。
少なくとも前回、何万匹ものハタハタを撮影したにも関わらず
お腹の大きなメスのカットは撮れず終いだった。
たった1匹。
でも10日間待った価値のある、ありがたい1匹だった。
今日は出会えず。
秋田でのハタハタ情報はほとんどなし。
昨日から青森でハタハタが獲れていると聞いた。
秋田を通り過ぎて行ってしまった!なんて落胆の声も聞かれた。
とにかく見にいかなければ!
スーパーで見た衝撃のハタハタ。 1キロ2000円。隣のズワイガニ3匹より高かった。 ニシンやイワシの様な扱いの魚だったはずなのに。 明日から寒波が来る。 潜れるのかも、ハタハタが来るのかもわからない。 やはりできることは待つだけだ。 |
12.11.2020
ハタハタ日記③ 〜予兆〜
2020/12/11 秋田
男鹿ダイビングセンター
晴れのち雨 南 風3m 水温15℃
感覚が研ぎ澄まされていくのを感じる。
見知らぬ土地で、先人に案内されて知る海。
これほど刺激的なことはない。
でも、もしもそれ以上に素晴らしい体験があるとするなら
見知らぬ土地で、ただ一人右も左も判らぬままに潜り
朧げながら見える海、かもしれない。
少なくとも僕にとっては、とても大切なこと。
こんな環境を与えてくれている男鹿ダイビングセンターの皆さん、
家族に感謝。。。
「待づしかでぎねぇ」
アイナメの卵保護
12.09.2020
ハタハタ日記② 〜だけどアイナメ観察〜
2020/12/08 秋田・男鹿
晴れ 北西 風4m 水温15℃
昨日は冷え込んでハラリと雪を見た。
しかし依然として寒波は来ず、水温も高い。
6日に南の由利本荘で初漁(1,2キロ)があったらしい。
本隊接岸前の斥候だろう。
でも本隊が来る気はしない。
季節ハタハタ漁 待ちわびる声
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20201208/6010008911.html
沖合の底引きが去年の1/3しか取れてない、それなのに沿岸へ産卵にくる
季節ハタハタに期待したいって、あまりにも楽観的だ。
期待を込めてということなんだろうけど。
秋田にきて6日目。
来ないものは撮りようがない。ハタハタは諦めてアイナメを観察中。
写真の子は観察4日目。随分と警戒心が解けてきた。
最初は卵しか撮影できなかったけど、今ではレンズにぶつかるほど寄れる。
あんまり強そうなオスに見えなかったけど、
この界隈一のモテ男で13卵塊は保護している。
直径50mに、他に4個体のオスが卵を保護している。
それらを見て回ったりあれこれしているうちに、1日が過ぎてゆく。
できることなら24時間ずっと観察していたいな。
12.07.2020
ハタハタ日記① 〜待ち魚、いまだ来たらず〜
2020/12/07 秋田
晴れ 気温6-10℃ 水温15-16℃ 北西 波2,5m
ハタハタの絵本を来秋に出版できることになった。
写真はある程度撮れているし、出版社からもOKをもらえているけど
あと一押し欲しい。そんなわけでまた秋田に来てしまった。
なぜハタハタかといえば理由は2つある。
まず僕自身は、はまっこ(横浜人)とこれまで、都会ぶっていたが
実はぼくには秋田の血しか流れていない。
「お、おら、はまっこになりてえだ。。。」
、、、、。
秋田はハタハタで有名なので、良くハタハタを食べさせられた。
そう、馴染みがあったのが理由の一つ。
もう一つは、ハタハタが漁師の自主的な禁漁による
日本初の成功例と言われていたことが大きい。
30,40年以上前に猫またぎと言われるほどハタハタで
溢れかえっていた時代から急降下でハタハタはいなくなった。
1992年より3年間の禁漁、その後徐々に資源は回復していき
一時期は昔の活気が戻っていた。
が、それも束の間で今はもう禁漁レベルまでハタハタは減っている。
狂おしいほど、いない。
原因は取り過ぎに他ならないが、
元をたどれば日本の漁業のシステムが悪い。ということになる。
「漁獲枠」というものがある。
きっと皆さん聞いたことがあるだろう。
「今年はこんだけとっても、大丈夫(魚が減ることはない)ですよ〜」
というもの。
「ハタハタの不漁は海洋環境が原因という説を検証」
http://katukawa.com/?p=6158
そんで 以下2つは最近の「秋田魁新報」の記事です。
「ハタハタ漁獲枠、昨季と同じ650トン 資源量は低水準続く」
https://www.sakigake.jp/news/article/20201027AK0027/
「季節ハタハタ初漁、来月3日ごろ 底引きは禁漁明け以降最少」
https://www.sakigake.jp/news/article.jsp?kc=20201125AK0003&pak=1&pnw=0&ptxt=ハタハタ&psel=&py1=&pm1=&pd1=&py2=&pm2=&pd2=
どう考えても悲壮的。
さらに追い討ちをかけるように温暖化なのか暖冬で未だにハタハタの気配がない!
今年の接岸(沿岸にハタハタが産卵にやってくる)予想日は12月3日だった。
ぼくが秋田入りしたのが4日だから、思いがけずピッタリ。
のはずだったけど、いまだに接岸の兆候はない。
冬一番ともいえる寒波が来ていないからだ。
1週間後に大しけ予報だから、それ以降だろうなぁ。
あと10日間。
最後の1日か2日間が勝負どころだろう。
果たしてハタハタを一目でも見ることはできるのだろうか?
写真は去年このブログ
https://itaru-t.blogspot.com/2019/12/blog-post.html?fbclid=IwAR00NUtz19Us5cCcwRETor1LY2Mpx6nZWbcFxlwqrSmBhX24Et2LxGVckD0
でも載せたものだけど、
会えていないから転用しちゃおう。
早くハタハタ来ないかな〜。
12.05.2020
鹿児島県・錦江湾にて
やはり僕にとってはこれが最上の海の楽しみだ。