5.15.2021

屋久島・永田前浜の防潮堤の移設と自然な海岸線の復元へ向けて

波打ち際から見た前浜の光景。
苦労して登った先には壁が待ち受けている。横へ横へと進んだアカウミガメは
延々とつづく防潮堤の存在を感じて諦めて海へと帰ってしまう。

日本は北太平洋で唯一のアカウミガメの産卵地であり、屋久島は産卵上陸数日本一だ。

僕の夢の一つは50年前の屋久島の海を見ること。
これはドラエモンができないと叶わない。。。

もう一つは永田前浜の防潮堤を後退させて自然の砂浜を取り戻すことだ。
これは僕の手には負いきれない大きな事象だけど、絶対に何とかしようと
思っている。でも一人じゃ無理だ。誰か力を貸してください。

永田浜はラムサール条約の登録地にもなっていて、世界的に重要な土地だと認められている。
登録された大きな理由は絶滅危惧種のアカウミガメの産卵地であるということだ。
それにもかかわらず、永田浜の半分近くを占める前浜では、防潮堤によってアカウミガメの大半は産卵できずに海へ帰ってしまっている現状がある。

しかし防潮堤は人間を守るために作られた構造物なので、
無闇に撤去しては問題もあるだろう。
そこで防潮堤から民家までの距離を測ったり防風林の幅を調べた。(目測)
もっとも狭いところでも30mはあったのではないだろうか。
防潮堤を撤去して、民家の近くに再構築する。
これによって、閉ざされた砂浜は、自然な植生を取り戻しアカウミガメの産卵率は飛躍的に向上すると想像できる。
ウミガメのためだけではない。自然な砂浜には多様な生き物が生じる。
更に海をと人を隔てる排他的な防潮堤が取り除かれることによって
住民の憩いの場となり、いなか浜と並ぶ観光地にもなり得る。
それだけではない、自然な海岸線を取り戻してアカウミガメなどを保護したとして世界的に評価されて屋久島の注目度は上がるだろう。いいことばかりだ。
近年の台風でゴミや何かが飛んでくるという声もあるが、
対処はいくらでも可能だと思っている。

これを屋久島町の環境課へ訴えに行ったら聞く耳も持ってもらえなかった。
そんな大それた計画は私には、、、から始まり、
無理な理由を延々と並べられた。
あまりのお役所トークに愕然とした。
環境課なのに環境なんて二の次なんだ。。。
今流行ですよ!?儲かりますよ!?

そして現・屋久島町長(荒木氏)が町の財源をひたすらに無駄遣いしている限り
この僕の夢は延々と叶わないだろう。
明日が期限の町長リコールに何故か2日間だけ参加してます。

僕はただ海辺の自然環境が良くなることを祈っているだけです。
これを叶えてくれるのなら、荒木町長!
あなたに投票しますよ!??

現実味がないので明日16日が期日の町長リコールに
署名してくれる方はご連絡ください。