4.16.2021

「おかえり、ウミガメ」(アリス館)発売!オリジナルプリントも完成。



昨日くらいから書店に出回っている様です。
10年がかりの結構渾身作ですので是非ご覧ください。
子供向けの写真絵本ですが、大人でも見応え、
読み応えがあると思います。

屋久島経済新聞で取り上げていただけました。↓

正式発売日は4が15日なのであと少し。
書店やamazonでも予約を受け付けていますので
ぜひご購入ください。




富士フィルムでの写真展の後写真がいくつか売れたので
オリジナルプリント作成も行っていました。
紙選びやプリンターの調整をかなり入念に行って
結構いい感じにできたかな。
この2枚は屋久島の「雪苔屋」さんで展示販売しています。




「おかえり、ウミガメ」の表紙にもなったアカウミガメの赤ちゃん



今年の新作ザトウクジラとマダライルカ
そうだ今日は一湊沖でクジラを見た。
というかブリーチの痕跡のみ。
だけど間違いない!



ではではー。

4.05.2021

おかえり、ウミガメ(アリス館)



見本品が届きました!

アカウミガメに関しては想いが強すぎるのか
なかなか良い形にまとまらずに、
随分と時間がかかってしまいました。
いつも通り編集者さんの適切なフォローがあり
担当者さんの励ましもあって、ようやくの出版です。

ウミガメって可愛いし人気があるだけでなく、
人間と海との中間にいて、僕たちに海のことを教えてくれる
存在だと思います。
海の環境保全の難しさは、海の中が見えないから、
想像できないからかな。
でもウミガメは海から陸にやってきて、海のことを少しだけ
僕たちに伝えて、また海へ帰っていく。
ある時は帰る浜がなかったり、ゴミを食べてしまったり。
急激な温暖化で種の存続が危うくもなる。
(ウミガメの雌雄は卵が過ごす砂の中の温度によって決まる)

今回の絵本ではアカウミガメの真摯な生き様が
メインなのであまり環境問題には深くはふれていませんが
少なくともウミガメは僕にとってはそんな存在です。
だからこれからもずっとテーマとして追い続けていきます。



こちらは裏表紙
去年撮影したちょっとリアルな写真(交尾)が使われてます(笑)
アリス館さんから出版させて頂く4作品目で、帯も豪華になりました。




またアリス館40周年で記念の折込(アリス館通信)も入ってます。
さらに帯にはSDGsのロゴも。
編集の方はこれを載せるために国連と
英文メールで何度もやりとりをしたそうです。
絵本界初のSDGs認定作?!


折込ではなんとニャタロウ先輩とトラちゃんが
衝撃の漫画デビュー!


広げた裏面はポスターみたいにもなりますよ!




正式発売日は4が15日なのであと少し。
書店やamazonでも予約を受け付けていますので
ぜひご購入ください。