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8.25.2020

「人喰いザメは存在しない」屋久島に打ち上げられたマッコウクジラとイタチザメの記録



2020/8/24 屋久島・一湊


マッコウクジラの死骸を食べにきたイタチザメ

2020年8月23日、屋久島の一湊の海岸にマッコウクジラが打ち上げられる。
体長は11mでオス、座礁の理由は分からない。
太陽の熱で膨張したようで血が流れ始める。
翌24日朝にはイタチザメが集まり鯨の捕食を始めた。
空からの確認では2−3mのイタチザメが7頭程度。

今回は記録写真と共に、サメに対する偏見、サメの餌付け、
などについて書いてみた。

イタチザメはホオジロザメに次いで危険なサメと言われているし、
漁師の魚を横取りするので、一般的には嫌われている。
しかしサメに対するイメージはあまりにも偏見に満ちている。
いうまでもなく映画のジョーズや、近年では手軽に見れるど
迫力のホホジロザメの映像などの効果だろう。
サメは怖いもの、悪者というレッテルはサメの生態が分かりつつある
現代でも全く変わっていない。
僕は良く一人で海に潜るから、サメなどのことを意識することも多い。
もちろん怖い。
でも僕のサメに対するイメージは、可愛そう、だ。
人間からしたら圧倒的に弱者であり、
いじめ抜かれている種でもある、サメという生き物について
少し考えてみたい。

フカヒレの材料としてヒレだけ切除されて海に捨てられるサメがいる
ことは多くの人が知っているだろう。
漁船に乗せてもらうと、狙いの魚の他にサメが混じっていることも多い。
その場合、このサメはどうなるかわかるだろうか?
僕が見たいくつかの例では殴られ、蹴られ、とどめを刺されるなどして
海に突き落とされるというものだった。
サメを生きたまま海に返せば、魚を食べる(漁師の取り分が減る)からだそうだ。
単純にサメがいなくなれば、自分が儲かると思っているとしたら
それは大きな誤りだ。
サメが海の生態系の頂点に君臨していることで海はバランスを保てている。
頂点がなくなれば、生態ピラミットは崩壊するだろう。
このバランスを考えないことには漁師が儲かる未来は日本にはこない。

海の生き物でもっとも絶滅危惧種が多いグループもサメだ。
それでも サメ=悪 のイメージは根強く
日本では保護しようなんて発想はほとんどない。

世界に500種くらいいるサメの中で危険性があるのは、わずか数種類だ。
実に可愛らしいサメが海にはたくさんいる。
ブログのタイトルは「人喰いザメは存在しない」としたが
もちろんサメによる死傷者はたくさんいる。
それでも死者の数で見れば雷に打たれて亡くなる人の方が多いのだとか。


初めは別のタイトルだったが語弊がありそうだったので変更した。
この記事を見て上手い表現だなと思ったのだ。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55624
シャークジャーナリストとして活動している沼口麻子さんの記事と本。
思わずAmazonにとんでポチッとしてしまった。


サメ=人食い
この図式は40年以上前の映画が作り上げたイメージでしかない。
この鮮烈なイメージを払拭するには一重に努力しかないと思う。


「人喰いザメは存在しない!」


これを念仏のように唱えることで、
サメを取り巻く問題についての正常な判断が下せるようになるのだと思う。


では実際にサメに襲われる人たちは何なのか。
良く聞くのは水中で漁労をしている人とサーファーだろう。
その他事故のニュースがある度に理由を考えているが、
サメが好んで人を襲うことはない。
血が流れている魚を持って泳いでいれば、
サメが寄ってきて襲われることがある。
サーファーはボードに乗っている姿が鰭脚類(トドやアシカなど)に
似ていて、そのために襲われるというのが有名だ。
条件さえそろえば確かにサメが人間を襲うことはある。


しかし野生のサメは病的に臆病な生き物だと思う。
小さなクマノミは人間に果敢にアタックしてくるけど、
サメを水中で確認することは滅多にない。
ダイビングを終えて船に上がると、サメみたか?と船長が聞くことがあるが
この場合でまともに見たことはない。20mくらいの遠くにチラッと影だけとか
そんなものだ。
臆病だからこそ何億年も海で生きてこれたのだとは思う。
ダイバーに対してはボンベの泡を異様なものと認識しているのだろう
普通は近づいてこない。


少し話は変わる、


他国では、イタチザメに餌をやって水中で囲いもなしに、
それを観察するという餌付けショーが人気だ。
そして僕はこの餌付けショーが嫌いだ。
それは生態系の頂点に立つサメ(人間を殺傷するほどに力のあるもの)を
人の手により餌を与えることで、サメの本能が狂ってしまうからだ。
さっき書いた通りサメが水中でダイバーに近づいてくることは、
まずないと言える。
しかし度々人の手による餌付けを行われたサメは、
人間=美味しいものをくれる人、そう認識するだろう。
小魚でさえその性質があるので、知能の高いサメなら尚更だ。
それはやがて本来の人とサメとの距離感を崩すこととなり、
人間は怖くない生き物と認識される。
その結果、人が襲われるという事態は容易に想像がつく。


僕の敬愛する写真家は人による餌付けを覚えた熊によって亡くなった。
異様な行動をとる熊についての驚きが、最後の手記には残されていたらしい。
その人は野生の熊には精通した方だった。
僕は熊については何にも知らないが、
サメとクマのそれぞれが立つ生態的地位(ニッチ)は同じだ。
人が関わるべきではない生き物もいるのだ。


今年の頭に南オーストラリアで潜っていたが、
その時の単独潜水は怖かった。
500キロほど離れたあたり、ポートリンカーンという場所の沖合で
ホオジロザメの餌付けによるケージダイビング
(人間が囲いに入ってサメをみる)が行われているからだ。
こういった自然の撹乱が巡り巡って自分たちの首を絞めている。


自然と向きあうための遊びであるダイビングで
真逆のことが行われていることは悲しい。







マッコウクジラの尾鰭に噛みつくイタチザメ
マッコウクジラはキレイな状態で打ち上げられていた(ストランディング)
ので噛みつく場所が難しいのかもしれない。
尾鰭や顎のあたりばかりを食べていた。






マッコウクジラが11mなのでイタチザメは3mくらいだろうか。



初日は生きているのかと思うほどキレイな状態だった。


以下はFacebookに載せた記事の引用です。


”昨日打ち上げられたマッコウクジラ(11m)にイタチザメが寄ってきた。
空撮で確認できたのは7匹。大きさは3mくらいだと思う。
屋久島の各所から地域住民が集まり鯨とサメの観察会のようになっていた。
子供に自然の摂理を体感してもらうにはこんな圧倒的な光景が一番だろう。
現在は浜への立ち入りが禁止になってしまった。良く分からないものは
禁止にしてしまうのが楽な方法だけど、この貴重な体験を
間近でさせてあげたいと思うのはおかしいのだろうか。
県と町に電話をしたけどやる気のない対応で残念だった。
近くで生臭い匂いを嗅いで、鯨肉を食べるサメを観察することは、
どんな教科書を読むよりも大切なことを教えてくれるように思う。”




ここで浜への立ち入りが禁止になったと書いたが
その理由は、遊泳者がいて危ないこと、また鯨が爆発することが
主な理由だそうだ。


そのうちの遊泳者に僕は含まれている。
このことでダイビング事業者としてのモラルがどうのこうのと
言われたりもしている。
ちなみにモラルには自信はないが、
禁止されていることをしてまで撮影をすることはない。

僕が海に入ったことが原因の一つで砂浜への立入が禁止
になったのであれば、申し訳ないと思う。
仮にそうであれば遊泳禁止が妥当なところ、砂浜への立入禁止は
鯨が爆発云々の話が大きい。
いずれにしてもサメへの恐怖心が大きいのだろう。

確かに遊泳者が続々と現れたら困ったことだと思うが、
あの光景を眺めながら海に入る人間は、そういないだろう。
サメが自然状態で人間を襲うことはないと、僕は確信しているが
それでもやはり捕食のシーンを目の当たりにして気後れしたのは事実。

目の前の光景をただ記録したい。
いつも海に潜って撮影しているのと寸分違わず同じだ。
何も恥ずべきことは一切していないので
正々堂々と海と向き合ったと思っている。

ちなみに水中撮影している間に、励まされることは
あっても罵倒を浴びせられるようなことはなかった。
子供たちは信じられないものを見るような目つきだったと思う。
それこそ本当に子供に見せてやりたい光景でもあった。
自分の目で見たものが真実である。

久しぶりに長文になってしまったが、少しでも
海のことを考えるきっかけになってもらえたら何よりです。
またサメへの偏見は捨てて欲しいと願っています。


「人喰いザメは存在しない」









こちらはドローンで撮ったマッコウクジラとイタチザメ。
空撮だとサメの捕食の様子や現場の様子がよくわかりますね。

ではでは。


5.01.2020

襟裳(えりも)岬の夜

2020/05/01
屋久島 -Yakushima



New web photo gallery opened!
part2!
Please check here!
「Itaru Takaku Photography」

Since I was free, I made a website for introduction of my works.
And for my friends who have a lot of time because of Corona virus.
Hope these photos will make you feel a little better.
I will upload another gallery to this site during Corona days.


海外の旅の請求書がしてガクガク震え、
持続化給付金の申請が全然できずに落胆しながらも
なんとか平常心を保ち、ほのぼのと過ごしている。

ようやくフォトギャラリーその2を開設!
どれもこれも思い出の写真なので見てやってください。
光回線の工事が延期になり程よく見れる範囲で最低限の画質に抑えたけどどうだろうか。
(というか光回線の工事はスーパーよりも生活に必要だと思うんだけど。
           ネットができないとテレワークなんてできないでしょ。)




一枚だけ思い出の写真をここにも載せておこう。
襟裳(えりも)岬で撮った星空。
2016年近年で最も北海道に台風が上陸した年で、その影響は凄まじく、
ピザホテトが発売停止になったほど。あとカールも。
当然海も時化続きだった。
襟裳岬には10日以上いたけど前半はずっと大時化で、この地でよく
撮影しているカメラマンも見たことがない景色だと教えてくれた。
そんな中である日の夜、たった30分だけ青空が広がった。
風の岬と呼ばれるこの地ではもともと晴れ間は少ない上に、
悪天続きで諦め気味だったけど、突然空が開けた。
荒ぶる波と星空という相反する2つの条件が、ほんのひととき交錯した瞬間だ。
慌ててキャンピングカーから飛び降りて、カメラと三脚を持って岬へと走った。
何枚か撮っているうちに、あれよあれよと雲は広がりまた霧がかった空に戻っていった。

きっともう2度と出会うことはないのだろう。





4.27.2020

ナマコを歩く 〜クリイロナマコを食べてみた〜

屋久島 Yakushima




クリイロナマコ
「あの人はどんな状況でも草でも食べてでも生きていけるよ」
的な誹謗中傷!?を浴びているらしい。
ボクは。
いやいや褒め言葉か?
まぁ、なんにしても草んなて食べないし。
いや、、、待てよ、最近ヨモギの天ぷらやらノビルやらを食べたな。
長命草もツワブキも、、、川べりのクレソンも食べたぞ、、、。
まぁまぁ。落ち着こう。
草ばかり食べているわけじゃないしね。
もっと栄養価の高そうなものだって食べてるから!!

はい、ナマコ拾いました。
マナマコは結構好きでコノワタ(珍味と言われる内臓)なんて大好物。
それに日本酒できゅーっと!たまらない。



「ナマコを歩く」 赤嶺淳 新泉社

屋久島ではマナマコないし、ノーマークだったけどこの本を読んで
俄然興味が湧いてきて、ずっとためらっていた南方のナマコに手を出してしまった。
中国では30種類以上のナマコを食していて、実は南方系ナマコの数は多い。
最高級はやはりマナマコなんだけど、大きいバイカナマコやチブサナマコなんかも
高級品のようだ。
ナマコに関することはもちろん、ナマコを通して世界の海の環境問題や、
それに対する国のあり方まで様々な視点で書かれていて面白い。





タイドプールに転がっていたクリイロナマコ。
どう見てもマナマコのような洗練された体躯ではない。
なんだかゴツゴツしてるし、色合いもちょっと悪いし、
草でも食ってるように見られているボクでも(コンチクショー!)
正直躊躇せざるを得ない。食べちゃダメですよー的なオーラ出てるし。
というかもう勇気を振り絞って拾い上げた。

とはいえ結構食べられているみたいだから、食べても問題はないだろう。
じっくり煮込んだらプルンプルンで美味しいらしいし。
まずは半分に切って、内臓を取り出す。
あっこれもコノワタか!!
ちょっとそれっぽい部分をチビっと食べる。
あっコノワタっぽい味だ!!

、、、あれ、、、。
なんか喉がビリビリするような。。。
なんかマズイ気配だ。。。

これがナマコの毒のサポニンか??
中国では基本乾燥品を食べているのでこんなフレッシュな
サポニン全開なナマコは食べないから問題ないのだろうか。
まぁこんなところで体を張ってもしょうがないので、ひたすら茹でたり洗ったり
放置したり、気がついたら3日も経っていた。



1回軽く茹でた後のナマコ。
スライスして食べた。プリンプリンでゴムみたい。
なんとなくまだサポニンを感じる。




ひたすら茹でる。この写真はほうじ茶を入れて煮込んだ絵。




3日目からは和風出汁で味付けしながら煮込む。
随分小さくなって味も染みてきた。
スライスして食べる。
相変わらずプリンプリン。ゴムみたい。
でも結構美味しいかも。
でも、こんだけ手間をかけて食べる価値があるのだろうか。

これなら草でも食べてた方が楽かも。。。


時を同じくして手間のかかる燻製も作った。
結構大変なんだけど、ナマコに比べたら実に簡単。

ナマコはもういいかな。
あっでもバイカナマコはやはり行くべきか。
海の男としては超えなきゃいけない壁な気もする。

つづく?


4.22.2020

「Itaru Takaku Photography」初公開!

2020/4/22
Yakushima / Japan

New web photo gallery opened!
Please check here!
Since I was free, I made a website for introduction of my works.
And for my friends who have a lot of time because of Corona virus.
Hope these photos will make you feel a little better.
I will upload another gallery to this site during Corona days.


暇ですね。
己を振り返る日々。
この機会に過去の写真を全て整理してやろうと意気込んでいるけど大変。
ひとまずフォトギャラリーを新設しました。
本家HPは発色が悪いので、ギャラリーのみ別サイトにて新設。
これまで撮りためてきた、また温めていた写真も公開しているので
お時間ある人は、ぜひ見てやってください。
1ヶ月くらいかけて徐々に完成させていきますので、他のギャラリーもお楽しみに!
窮屈な生活を強いられている皆さんにとって、少しでも癒しになればと願って。



春爛漫の屋久島より

あっそうだ、サイトのトップ画像はクリックするたびに写真が変わるようになってます。


Underwater Photo Equipment
Nikon : D810 Nexus : D810
INON : Z330×2
FISHEYE : Fixlight neo3000DXⅡ

4.01.2020

春の恵み。


ポクポクと過ごしている。
義務は全くないけど一応自己隔離中。
息子にも嫁にも指一本くらいしか触れていない。
おかげで事務作業ははかどる。
久しぶりの屋久島の海に潜る。
表層には赤潮が薄い膜を斑らに広げ、
幼いプランクトンがたくさん浮かんでいた。
海底の春は例年より1ヶ月は遅れている。
あるいは変わってしまったのかもしれない。

コロナの暗いニュースを見てやや滅入るが
もっと辛いのはネガティブな反応をする人々のコメント。
まるで魔女狩りでもしているみたい。
険しい状況ほど人の本性がよく現れる。
自分は善人ではないけど、
絶命の窮地でも善人の皮を被っていたいと思う。
それが人間らしさではないだろうか。

気分転換に近所を散歩して、
免疫力アップしそうな自然の恵みを摘む。
ノビルとアカモク。
ノビルはじゅじゅーっと素揚げして、
アカモクはさっと湯通ししてトントン叩いて。
プシュッとプルタブを引いて。
あーうまい。


ノビルと流れ藻(アカモク)
トップの写真は去年生まれたメスのジョーフィッシュ。
すでにあちこちで確認できている。

さてGWの営業についても「屋久島ダイビングライフ」の方にアップしています。
現状の政府の方針では営業せざるを得ない。と言ったところか。
太っ腹でごく真っ当な政策を期待する。
こればっかりは個々の努力では限界がある。

また今後しばらく屋久島の海については
「屋久島ダイビング日記」にてアップします。

ではでは。


2.07.2019

真冬のロウソクギンポ。

2019年2月6日
屋久島・春田浜

国際免許を受け取りに安房へ。
屋久島でも申請から受け取りまで2週間でできたことが
ちょっと嬉しい。
そんで2月らしからぬ春の陽気に誘われて、
春田浜のタイドプールをのぞいてみた。

本当に今年は陸も海も暖かすぎる。
陸では不思議なことに紅葉してるし。。。
(これは去年の台風の影響かもしれない)
海は例年だと緑藻のアオモグサでフカフカの
絨毯のようになって歩くのが気持ちいいんだけど、
今日は隆起サンゴむき出しで痛かった。
ロウソクギンポもこの時期はほとんど見かけないのに
今日は普通に活動していた。
今年はどんな年になるのだろうか。
ちょっと想像してみる。

写真はアオモグサとアオサの畑を散歩する
ロウソクギンポ。

1.25.2018

クジラに逢う日、

旅立ちを前に。
5mmのウェットに、6.5mmのカブリに、ドライスーツ。
フルフットのプラフィンに、
ゴムのフルフットフィンに、ドライ用のフィン。
暖かいところに、寒いところに、ほど良いところ。
それぞれ行くので大荷物になって収拾がつかない。
やりたいこともそれぞれ違って、プチパニック。
準備が多岐にわたり数日がかりで、出発前からヘロヘロ。
なんだかなぁ。
早く潜りたい。
 
さて写真は久米島で初めて行ったときに出会ったザトウクジラ。
初めて遭遇した時のあの感動を思い出すなぁ。
今シーズンは久米に行けないくて寂しい。
 
近頃屋久島でもザトウクジラの情報が頻繁に飛び交っている。
大体12月から見られ始めて3月くらいまで目撃されている。
この10年くらいでそれが当たり前の季節変化になったけど、
それ以前はめったに見られなかった。
と漁師さんが教えてくれる。
屋久島はクジラが南へ行くときの通過点と言われているけど、
それも一昔前の話かもしれない。
奄美でも子育てのクジラが増えてきてると聞くし、
屋久島でもひょっとしたら子育てをしているのかもしれない。
温暖化やザトウクジラの生息数の増加もあるので今後に期待が持てる。
 
クジラが増えすぎて魚がいなくなると、
都市伝説のように言われているけどそうは思わない。
そりゃあクジラは魚を食べるだろうけど、一昔前の
日本にはクジラがウヨウヨいたと本には書いてある。
そして魚もウヨウヨいたと。
バランスを崩しているのは人間であって、責任転嫁はよろしくない。
魚もクジラもいっぱいの海、見れるかなぁ。
 


12.31.2017

潜り納め。

12月31日
屋久島 一湊
透明度20m 北西・波1.5~2.5m
年末に穏やかだなんて、珍しいと思ってたらやっぱり時化に。
潜ってる途中から揺れる揺れる。
写真も全然撮れてない。
 
写真はベタ凪だった昨日のもの。
水温が戻ってくると同時にクラゲもたくさん。
そこに紛れて、カレイの幼生!!
1匹見つけて追いかけていたら、フラフラと泳いで違うクラゲへ。
そしたらなんと、もう1匹!!
しかも写真を見返して気が付いたけど、違う種類だった。
 
2匹になったのはほんの一瞬で3枚しか撮れなかったけど興奮したなぁ。
突然やってくるこんな出会いがたまらない。
また来年もこんな出会いがあることを願って。
 
それでは、良いお年を!!!
 

12.30.2017

水中無脊椎動物の夜明け!

屋久島
12月30日 一湊
透明度20-30m 水温21.7℃ 西の風・波1m
 
猫と戯れて、潜って、カタカタして、ネコと寝る。
家族も友達も帰省して一人の年末。
でも新しいおもちゃを手にして、結構楽しんでる。
 
INONより新発売のストロボ、Z-330が届いた!!
けど今回はクローズアップレンズ「UCL-90 M67」のご紹介!
まぁ感動した。
浦島いたる気分ですな。
 
実はクローズアップレンズあまり好きじゃなかった。
撮影倍率は上がるけど、ピントが合い辛いし、
重いし、画像は荒れるし。
トリミングでいいじゃん派だった。
今のカメラならトリミングでも画質もそこそこ良いし、
ピントは奥行きもあるし、何よりクローズアップレンズを
付けることで失われるシャッターチャンスがない。
 
生態シーンを逃すことほど、悔しいことはない。
だからクローズアップレンズなんて!!
って思っていたのは昨日まで。
時代は飛躍的に進歩していた。。。
よく考えたら、取り付け式のクローズアップレンズ使うの
コンデジ時代以来だった(笑)
余裕で10年経ってるし。
 
「あの~ピンと合いませんけど!?」
ってことが一切なかった。
テレコンと違って露出は暗くならないし、
最短撮影距離も程よいし。
そして一番気になっていた画質は、、、
最高です。。。
もうトリミングで十分なんて言っている人は
あれだな、北京原人。
うん。
 
撮影倍率は6倍!(面積比かな?)
タムロンの90㎜仕様での数字で
105㎜なら8倍だとか。
それでこの撮りやすさなら、ケチのつけようがない。 
うんちくは良いから早く写真出せと
言われそうなので、、、。
はい。
 
ヒドロ虫の仲間(トリミングあり)
しまったいきなりトリミング作品。。。
クローズアップレンズで撮影したものをトリミングすることで
肉眼では楽しめない領域へ!
 
ホヤの仲間(トリミングあり)
ここはどこ?
 
 
ホヤの仲間(トリミングあり)
なにこれ、、、。
 
ホヤの仲間(トリミングなし)
 
 小さなホヤだけどちゃんと顔がある。
 
オキナワベニハゼ(トリミングあり)
 ボケ味も良い感じ。
 
 チゴケムシ・外肛動物(トリミングあり)
最近は実ははまってるのはコケムシ(笑)
 
コケムシの仲間とホヤの仲間(トリミングなし)
枝分かれしてるのがコケムシで背景はホヤの仲間。
 
コケムシの仲間(トリミングあり)
モフモフしてた。
 
今回使用したのは「UCL-67」
そして数日前?には新たに
「UCL-90」というものが発売された!
これは倍率を少し下げて取り回しをより良くしたもの。
105㎜レンズを使っている人には、いいと思う。
試してないから何とも言えないけど。
 
 
 
まだ2ダイブしか使ってないけど 、
新しい世界が見えたな。
冬の遊びには欠かせないレンズとなりそう。
繁殖期の卵祭りにも活躍してくれそう。
 
あ~たのしい。
 


12.24.2017

ありがとうビーグル号!

相棒がそろそろ休みたいと言ってきた。
日本中を一緒に共にしてきたビーグル号。
後ろのバンパーが落ちて、運転席のドアも落ちかけてて、
その他諸々傷だらけ。
一緒に色んな海を見てきた。
もうすぐ休めるぞ。
あとほんの少しだけ宜しくね。
 
ごくごく一部だけど、思いで写真を載せておこう。
 
 
能登半島
 
男鹿半島
 
礼文島
 
オホーツク
 
能取湖 
 
根室
 
襟裳岬
 
 
宮城
 
大阪
 
東京
香川
 
 
四万十川
 
 佐多岬
 
ありがとうビーグル号。
ほんとに泣けてきたぞ。。。

12.03.2017

海中も冬の色どり

2017年12月3日
鹿児島県・屋久島
水温22℃? 透明度30m 北東
 
一日一潜。
あとは引き篭もって創作活動。
 
海中は冬爛漫!
冬はついつい壁に向かってしまう。
ホヤやカイメンやヒドロ虫などが壁で密やかなに賑わいを見せる時期。
ウミウシも随分と目に付くようになった。
しばらくは壁と向き合う日々が続きそうだ。
 
 カイメンと八放サンゴの仲間?
 
 緑のカイメンとコケムシの仲間?
 
ヒドロ虫の仲間
 
2月10日まで「期間限定オリジナルプリント」受付中です!
結構奮発した仕様になっていますのでお買い得ですよ~。
 

11.03.2017

「魚が食べられなくなる日」

 2017年11月3日
屋久島

日本の漁業に関する本を読み漁っている。
その中で、お勧めを一つ。

 

本の帯にはこう書かれている。

「ニッポンの海」の嘘と誤解
①魚の激減は中国漁船の乱獲のせいだ
②増えたクジラが魚を食べつくしている
③養殖があるから漁獲量が減っても大丈夫
④獲れないなら輸入すればいい
⑤日本は世界一の漁業大国

’’日本の漁獲量は最盛期の4割以下、
クロマグロ、ウナギは絶滅危惧種、
サバは7割、ホッケは9割減、
ニシン漁はほぼ壊滅状態、、、’’


日本の漁業や魚に関する本はたくさんでていて
同じようなニュアンスの本もたくさんあるけど、
最も分かりやすく、納得できる形(論理的)に説明されている。
内容はタイトルの通り、魚がいなくなりますよというもの。

特に素晴らしい点は
漁獲量や資源量に関する、過去から現在の統計が
様々なグラフでたくさん示されていていること。
印象的な言葉としては、

「漁業者の年齢以外は右肩下がり」(本文より)

資源量、漁獲量、輸入量、養殖業、漁業者人口などなど
すべてが減少している中で唯一上がっているのが、
漁業者の年齢という悲壮さ。

日本の漁業が危ない、なんて言葉では済まされない。
もう末期的状態である。

 そして本書の一番の魅力はその説得力だろう。

なぜ魚がいなくなったのか。
どうすれば魚が増えるのか。
いち消費者にできることは何か。
それらが鮮明に記されている。

 決して、危機を煽るだけの本ではない。
明るい未来がチラチラと見え隠れする、そんな本かな。

絶対に変わらなくてはいけないのは、
現在の漁業の制度。
しかし最も変わるべきは、
国民一人一人の認識なんだと分かった。

ダイバーも漁業者も消費者も中国人も関係ない。
日本の海を豊かにするにはどうしたら良いのか。

冬の夜長に是非読んでもらいたい一冊。
 




8.22.2017

宝島へ行ってきます。

 2017年8月22日
鹿児島県 屋久島-錦江湾
 
ぽっかり空いたスケジュールを見て、
突然旅立つことに決めた。
前日の宮之浦のお祭りで二日酔いになり、
今日はお休み~とか嫁に話していたけど、やっぱやめた。
 
置手紙を残して、旅立った(笑)
 
屋久島と奄美大島の間に位置するトカラ列島。
トカラ列島は黒潮の通り道。
屋久島も黒潮の島だけど夏を除くと外れていることが結構多い。
それに比べてトカラ列島は常に黒潮がぶち抜いているだろうところ。
そう、黒潮存在をもっと強く感じたい!
 
高速船で2時間ちょっと鹿児島に上陸した。
トカラ列島へは23時の「フェリーとしま」に乗って屋久島を通り越して
約7時間でトカラの最大の中之島へ到着する。
宝島へはそこからさらに南へ3.4数時間。
 
4日間の休みでも島に入れるのは一日ちょっと。
短いけど、真夏のトカラを見たい!
 
プルルルル。
 
「フェリーとしまです」
「本日は悪天候のため運航を延期することになりました。」
 
ええ~。。。。。。。。。
 
鹿児島到着5分にして、旅が終わった!
波2mだったんだけどなぁ。。。
ガックシ。
 
 
港には屋久島を出る時に電話したセクシーコウジとたまきちゃんが待っていてくれた。
フェリーとしまの出港までの4時間で遊んでもらえないかと、電話したんだった。

突然だったのに、遊んでもらえて良かった~。
寝て帰るだけじゃ寂しすぎる!
 

そんな訳でいきなりメインイベント!
 
 
鹿児島のダイビングショップ
 「SB(エスビー)」
5月にフォトセミナーやらスライドショーでお世話になって以来。
ついこの前か(笑)
そこに屋久島にも出没する熱男N氏も!
 
早速入水!
 
たまきちゃんが神々しい。
 
目的はこのタコクラゲ。
今急成長、大繁殖中で見頃を迎えている。
褐虫藻が抜けてしまったようで白くなっているけど、それがまた絵になる!
日中の豪雨で海は濁りまくっていたけど、
そんなのぶっちぎる楽しさだった。
 
2時間遊んで残圧180。
これ最高だなぁ。
大都会の麓で生命の躍動を感じられる素晴らしさ!
これぞ鹿児島だ!
ずぎゅーんときた!!
 
 遊べる友がいるっていいなぁ。
 
朝、皆さん海に行く支度中。
 
「帰るのか~!」
たまき鬼が唸る。
 
はい、帰ります。
 
ありがとうございました。
 
スタバでトカラの本読んで、
気分はバッチリ。
 
 
お土産も買ったし、かーえろ。
鹿児島滞在17時間!

 桜島先輩またね~。

 縄文杉君、ただいま。

なんか残念なものを見るような目つきの人がいる。。。
鹿児島最高だったよ~。


宮之浦フェリー乗り場2階でメリヤスさんの海の生きものぬいぐるみ販売中!
夜光虫君とかナマコ君とかいろいろヤバイ。
嫁さんの雑貨屋(日具)ですね。

ふう。。。

鹿児島のダイビングショップ
 「SB(エスビー)」
 
 
そうだ、ちなみに11月中頃まで
も営業中ですよ~。
 
 
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