1.04.2020

カンガルー島のブッシュファイア。

2020/01/04
Australia / York Peninsula
水温23℃ 気温16-22℃

急激に寒くなった。
昨日の倒れそうな暑さから一変。
昨日まで裸で突びこむ人が大勢いたのに
今はトレーナーに長ズボンでも寒いくらい。。。

雨も少し降った。悪天だけど
これがブッシュファイアに苦しんでいる人や全ての生き物にとって
恵になってくれればと願わずにはいられない。


カンガルー島はこの数日で10万haが消失し、死傷者も出た。
国立公園を含む野生動物への被害も甚大だろう。
僕自身は元旦に少し予定を早めて島を出たけどそれが幸いした。
今は入島はもちろん島にいても何もすることができない。

オーストラリアではブッシュファイはしばしば起こるけど
今年は特に多いようだ。これがいま地球規模で起こっている環境変異の
一つなのかはわからないけど、不安になる。


写真は全てカンガルー島の磯より

磯のカニもなんだか見慣れない色合いだった。


広大な海辺でもこういった磯場は日本に比べて極めて少ない印象。


ブッシュファイアが収まることと、
被害で苦しんでいる全ての生き物が
平穏な生活に戻れることを祈って。



1.03.2020

HAPPY NEW YEAR!

2020/01/03
Australia / Kangaroo Island / York Peninsula
水温23℃ 気温20-40℃?

アデレードからカンガルー島そしてメインのヨーク州へと
年末年始を慌ただしく過ごした。
ようやく落ち着いたので新年のご挨拶。
こっちでは年始はなんだか日常と対して変わらないみたい。
福袋も餅つきも初詣もない。

旅日記をちょっとずつアップしていこうと思うけど、
写真はそれほど載せられない。
ブログで見せてしまうとそれで終わってしまう。
何かの形にする気力がなくなってしまうのだ。


上の写真はカンガルー島のリマーカブルロック。


カンガルー島のオフロード。
いえーい!


島ではこの車で寝泊まりしていた。
自由度と自分を追い込むためにも快適さは
排除しなくてはならない。
にしても年末年始を車で過ごさなくてもいいじゃないか。

シールベイ
オーストラリアアシカの楽園。
厳重に保護されている。


今年はブッシュファイアが頻発しているらしい。
カンガルー島でもこれのお陰で右往左往することになった。


Kings Cote の桟橋が熱いと聞いて潜った。
陸にはペリカン!
滑稽な姿に驚いた。

休みながら6時間のドライブでメインのヨーク州に到着。
ここでは人間らしい暮らしをしながら潜り込む。
あと1週間朝から晩まで潜り倒し。

昨日は悶絶級の可愛い子に出会えた!!


 Striped Pajama Squid(シマシマネマキイカ)
ぎゃー!!!
ナイトでは親は天ぷらにできるほどいた。
ちょうど繁殖期!
そんで突然目の前に現れたこの生まれたての子。
食べてしまいたい。



調べてないけどウバウオの仲間
図鑑では確かに見た記憶がある。
実物は初めて。それも綺麗なホヤについていた。

それとネズミギス??みたいなのがエントリーと
同時にぶつかってきてすぐに消えていった。
水深3mでそんなものがいるのか、、、?

そんなこんなでしばらくは落ち着いて、
潜り込む日々になるだろう。

ではでは。



Underwater Photo Equipment
Nikon : D810 Nexus : D810
INON : Z330×2
FISHEYE : Fixlight neo3000DXⅡ


12.27.2019

What a Christmas!

2019/12/27
Australia / Adelaide
水温20-21℃ 気温24-40℃

今のところトラブルしかない。 
到着した25日はクリスマス。
オーストラリアはパブリックホリデーで基本みんな休み。
ってのは聞いていたけど、ここまで休むか!!
スーパーは一切空いてない。。。

途方に暮れていると、パトカーが後ろでサイレンを
鳴らし始める。。。ええ〜何もしてないのに、、、。
おりてきた警官はいう
「メリークリスマス!」
うるさいわ!
続いて「麻薬はやっていないか?」
なんだよ。2キロオーバーで捕まるのかと
思ってドキドキしたじゃないか。

空港で契約したTelstraテルストラ って大手のSIMが
なぜだかネットに接続できず。
今日はお店まで行って解決に半日も費やした。
英語が通じなくて、お前にピッタリの子がいるって言われて
待ってたら中国人が来た。
ワタシニッポンジンアルヨ。。。
結局Oputusって他社に乗り換える。

悩んだ末に一個だけ持ってきたニコンの充電器が壊れる。。。
え〜、、、。過去に一度も壊れたことないからって
信じたのに、、、、。
オーストラリアamazonで買おうとしたら、
届くのが早くても1週間。
おそっ!!!
仕事しろっー!!!
街でチャージャー探しに明け暮れる。

そんでこれから行くところは
盛大に燃えているらしい。山火事。
(皆さんが来るところは大丈夫ですよ。今のところは〜)
はー。
それでもちょっと落ちついた。


オールドワイフの群れ。
きになる水温は21℃くらいだった。
これからもっと上がっていくらしい。
思ったより寒くなかった。
なんせ陸上が灼熱だから海が気持ちい。


日本のお盆みたいな雰囲気。
みんな浮かれてる。
泳ぐサンタは見れず。


オーストラリアといえばインコ!?
こんな低緯度(東京くらい)でもインコがいるのがオーストラリアというか
水の半球である南半球の凄いところ。


あ、アルパカ!??
近づくと、向こうも近寄ってきた!
結構可愛い。
一目散に逃げる羊とは全然違う。


モアナの丘で撮ったアザミみたいな花。


Underwater Photo Equipment-
Nikon : D810  Nexus : D810
INON : Z330×2
FISHEYE : Fixlight neo3000DXⅡ

12.24.2019

大瀬崎で深海魚祭り!


最近は横浜滞在で出版社を回ったり旅の準備に追われていた。
だけど大瀬崎で深海魚がすごい!
とのことで、弾丸で潜ってきた!
もちろんお店は古巣の
ヒメアンコウ、テンガイハタ、フリソデウオ、タコブネ、
アミダコ?かムラサキダコのオスなどなど
ひたすらに興奮!

夜までみっちり6時間以上潜って
慌てて実家に帰ってきた。
一日経ってもいまだ興奮覚めやらず。

そんで今日からしばらくはオーストラリアへ!
去年の旅の続きをしてこよう。

さて行ってきますか。

ふ〜。


成田空港より




12.13.2019

ハタハタの受難


ハタハタの季節がやってきた。
産卵も佳境だろうか。
今年は秋田へ行くことができなかったけど、
秋くらいからずっとそわそわしていた。
去年は無事に産卵まで撮影することができたけど
漁獲量は少なく40年前の1/50以下だった。
もはや禁漁しなくてはいけない低水準だ。

そして今年は漁獲枠を決めてスタートしたにも関わらず
漁獲枠に達しそうになると、要望に従い、漁獲枠を増やした。
漁獲枠ってそういうものではないでしょ?
魚の生産力を科学的に分析して、これくらいまでなら
獲ってもいいですよという数値のはず。
それが平気でやぶられる状況では資源が増えるはずがない。
ハタハタのあの健気な姿を見てしまっただけに
余計に悲しい。
日本の海には暗い影しか見えない。
あまりにも暗い。
しかし悲しんでばかりもいられない。
悲しみを憤りに変えて動いていくしかない。

ハタハタに関する記事




-Underwater Photo Equipment-
Nikon : D810 Nexus : Nexus D810
INON : Z330×2 
FISHEYE : Fixlight neo3000DXⅡ

12.08.2019

Paradise of Marine Invertebrates -無脊椎動物の楽園-

2019/03
Australia / York Peninsula
-Underwater Photo Equipment-
Nikon : D810&D610
Nexus : D810 Nexus D610
INON : Z330×2 / S2000×2
FISHEYE : Fixlight neo3000DXⅡ /neo2500


固有の魚が面白い南オーストラリアだけど
実は一番の魅力は無脊椎動物だろう!
魚に比べたら目立たないけど、
海洋生物のほとんどが無脊椎動物だ。
そしてそれがいちいちすごい。

オーストラリア周辺の海流。
南オーストラリアには熱帯由来の
レーウィン海流と東オーストラリア海流、
寒流である南極周極海流が混じり合う。
それは多様性を意味する。



さらに広く変化のある海岸線に、大きな湾があり
環境は大きく異なるので、さらに豊かさが増す。


無脊椎動物
(Invertebrates )Adelaide
ヒトデにホヤにカイメンにヒドロ虫!
まさに楽園。


カイメン(Sponges)Adelaide
なんて色だ!


ヒトデとカイメン(Seastar)Adelaide
ヒトデはカラーバリエーションが豊富!

イソギンチャクの仲間(Sea Anemone)Melbourne
まるでヒマワリ!


イソギンチャクの仲間(Sea Anemone)Tamania
これはタスマニアの洞窟っぽいところで見つけた。


イソギンチャクの仲間(Sea Anemone)Tamania
これもタスマニアの泥っぽい環境には無数に咲いていた。
ホネナシサンゴ系かな。

これらはほんのほんの、ごく一部。
魚を見なくてもずっと遊んでいられる楽園。


12.07.2019

Handfish in our Hands - 世界で最も絶滅に近い海水魚 -


タスマニアでも孤独の日々が少し形になりました。
月刊「世界」(岩波文庫)の巻頭グラビア
8ページで載せていただけました。
(記事は後半に)

世界中でタスマニアの南東部にしか生息せず、
しかも数十個体しか確認されていない
レッドハンドフィッシュをはじめ
ユニークな固有種たちが載っています。

また気候危機に関する記事や
アラビア海の巨大サイクロンについてなどの記事も
とても興味深く考えさせられるものでした。



明日発売なのでぜひご覧ください。


また記事を読んでハンドフィッシュの保護にご協力しても良いという方は
上記のサイトより寄付をお願いいたします。
活動資金が足りず思うように保護や調査ができていないようです。