12.13.2019

ハタハタの受難


ハタハタの季節がやってきた。
産卵も佳境だろうか。
今年は秋田へ行くことができなかったけど、
秋くらいからずっとそわそわしていた。
去年は無事に産卵まで撮影することができたけど
漁獲量は少なく40年前の1/50以下だった。
もはや禁漁しなくてはいけない低水準だ。

そして今年は漁獲枠を決めてスタートしたにも関わらず
漁獲枠に達しそうになると、要望に従い、漁獲枠を増やした。
漁獲枠ってそういうものではないでしょ?
魚の生産力を科学的に分析して、これくらいまでなら
獲ってもいいですよという数値のはず。
それが平気でやぶられる状況では資源が増えるはずがない。
ハタハタのあの健気な姿を見てしまっただけに
余計に悲しい。
日本の海には暗い影しか見えない。
あまりにも暗い。
しかし悲しんでばかりもいられない。
悲しみを憤りに変えて動いていくしかない。

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-Underwater Photo Equipment-
Nikon : D810 Nexus : Nexus D810
INON : Z330×2 
FISHEYE : Fixlight neo3000DXⅡ

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