10.01.2016

千葉県・房総半島の海 ただいま黒潮! 214日目


2016年9月30日
茨城県-千葉県・館山
お店: 西川名オーシャンパーク
曇り 透明度 10m/5m  水温23.5℃

朝だニャア。
昨日は涼しくて良く寝れた。
良い陽気だ!


今日はとんでもない海だったな~。
時化後だったので透明度は相当悪いと話していたけど、
感動の連続。





お世話になったのは 西川名オーシャンパーク  さん。
初めての千葉の海にドキドキ。
3日も潜ってないと、もはやビギナー並の落ち着きのなさ。。。
丁寧なブリーフィングでホッとする(笑)



ボートにはサカナくんの絵が書いてあり、
ギョギョっとテンションが上がる!



ポイントまでは2,3分!
これは楽ちんだ~。
それでいてとんでもない魚影の濃さ!
ここは房総半島の先端部の洲崎と言うところにあり
地図で見ても潮当たりが最も良さそう。





モロコ(クエ)!
ぎょえー!!!!!
いきなり特大サイズのモロコ!
1匹会えればよいかな~と思っていたら、たくさん!!
もうそれだけで千葉を満喫した気分(笑)


ブダイ
ついモロコに興奮してしまったけど。
辺りを見渡すととんでもなく懐かしい世界が広がっていた!
この半年間見てきた海とは全く違う!!!
北海道、三陸の海から降りてきた僕にとっては、異次元だった。
世界がまたコロリと音を立てて変わった。
完全な黒潮の海。
ダイバーなら何をいまさらと言うかもしれないけど、
海辺を地道に周ってきたからこそ味わえる感動がある。


色のある魚を見つけては一人でキャーキャー、モゴモゴ言っていた(笑)
ブダイ!なんて懐かしく神々しいお姿でしょう。


 キンチャクダイ
これにはもう失神寸前。
なんてド派手なんだろう。
太平洋ではお馴染みの魚だけど、今まで見てないなぁ。
最後に見たのは熊本の天草だったかな。


完全に初めてダイビングをしたときの様な感覚に戻ってる。
いやそれ以上かもしれない。
宮城から結構移動したとはいえたかだか400キロとか500キロ。
津軽海峡を越えて函館に渡った時と同じような衝撃。
ここに日本の海の豊かさが象徴されている。


カサゴ
カサゴかぁ。
これはいつぶりだっけなぁ。
と、いちいち感動。

魚だけじゃなく周りの景観を作るすべてのもの達が違う。
カイメンもイソギンチャクも海藻もウニもヒトデもアワビも
何から何まで違う!

ウツボ
ぐはぁ~!!!
う、ウツボさんですか!!?


知ってる?
日本海にはウツボって存在しないの。
北海道にも三陸にもウツボはいない!
ついでにイセエビもいない!




 アカハタ
ほほぉ~。
赤い魚だ!!!
魚を見つける度にいちいち感動するので疲れる(笑)


カゴカキダイ
ええ~!!!
魚が黄色いんですけど。。。
屋久島にもいる魚がたくさん。
やっぱり黒潮は馴染むなぁ。

 イサキの群れとキンギョハナダイ
魚がオレンジ色!!
もういいか。
でもこんだけ騒ぐぐらい海が違う。
今日の海は時化後だったので透明度は相当悪かったらしい。
それでも魚の多さに圧倒されまくり。



 ヒゲダイ
ここの海で見たかった魚はモロコとヒゲダイ 。
これが1日のうちに何度も出会えてしまった!!
ヒゲダイは他の地域でも少しだけ見たことがあるけど、数も大きさも全然違う。
とにかく大きかった。老成のテングダイより2周りくらい大きい。
 


 ヒゲダイの隊列
日本の中でこんな風にヒゲダイが並ぶ場所は他には知られていない。
多き時は10匹が横並びで、それが3段に重なるらしい。


流れていることが多いけど、3本目は特に激流!!
久しぶりに鯉のぼりのようになった。
今までどこの海に行ってもガイドさんと一緒に潜っても
相当自由にやらせてもらっていたけど、今日は初めてピッタリくっ付いて潜った(笑)


 海辺ではテングサ拾い。
これがあるべき日本の海辺の光景。
三陸での防潮堤を散々見た後だと、
涙が出そうなほど嬉しい。


三陸から海を求めてようやく辿りつたついた所がここで良かった。
施設は綺麗だけでなくかなりオシャレ。
ついでに石川さんもオシャレ(笑)
今日は最高の一日を有難うございました!!



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お世話になったお店 西川名オーシャンパーク

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