8.04.2016

北海道・利尻島の海 ウニとノナ 156日目

2016年8月3日
北海道・利尻島(鴛泊)~稚内
晴れ 透明12m  水温20℃




今日は昨日の仙法志まで行ってもう一度リシリコンブを撮影しようと
思ったけど、風向きが悪い。
南下してすぐに分厚い雲が見えてきたので引き返す。
今日は多分この辺だけ晴れ。
相変わらず屋久島っぽい。
それだけに計画が立てやすい。


おや、新たなポスターを見かけた。

リシリコンブと利尻富士。
昨日警察に職質された場所なのに懲りてない(笑)
なんといっても潜りやすいし、浅瀬に生き物が多い。





NIKON D610   tokina10-17㎜
NexusD610 Inon z-240  FisheyeFIXneoPremium


「今は昔の1/20くらいしかウニがいない」
「海に入るとウニの棘が足に刺さったもんだ。」


漁師のおじいちゃんの話。
更に、凄いことも聞いた。


「4,50年前(曖昧)、結婚したころだったっけなぁ。
ここの海は礒焼けが酷かった」
そうですか~。。。


バフンウニは成長が遅い。
調べてみると一年で1cmくらいしか成長しないようだ。
それなら年々バフンウニが減っていくことに納得。
やっぱり採りすぎ。
食べごろになるまで5年はかかるので、
その成長を考慮して採らないと減るのは必然。
なんていっても、ウニは観光の目玉のひとつ。
ウニ漁の磯船の多いこと。。。
だから、みんなウニがいない!って嘆いてる。
そりゃそうだ!
今年は値段も高騰して、1キロ3万円なんて時もあったとか。


この前だけど少し海を休ませないとウニは増えないですよね~と言う話をした。
それだと一年間食べていけないって。だから必死に採る!
先が見えてるなぁ。
漁にならないほど資源が減らないと対策はしないんだろうな。


漁師さんの手の届かない水深にはそれなりにウニがいた。
それが上の写真。


そうそう、こっちの人はキタムラサキウニをノナと呼ぶ。
エゾバフンウニのことをウニ。(北海道全体では?ガンゼ)





テナガホンヤドカリ


一番多いヤドカリ。
とにかく多い。




テナガホンヤドカリの若齢個体
海底には数㎜の小さなヤドカリも多い。
見慣れないので何者かわからなかったけど、演繹的に探ると正体が判明する。

ホシゾラホンヤドカリ
これも浅瀬に多い。
軽くヤドカリも探したけど、新発見はなかった。
ツマベニホンとかイマイホンとかはいた。




黒いスナビクニン!


ハコダテギンポ










天気が良いので、家を干した。
ず~っとジメジメしてたから辛かった~。
カラカラになるまでのんびりと海を眺める。

利尻島ありがとうー!
礼文島もありがとうー!
島を大満喫したので稚内へ戻ることにした。


おお~!
道路沿いにエゾシカ!
でかい~。

間宮林蔵!
日本で唯一世界地図に名が載っている人物。
ロシアと樺太の間の間宮海峡はこの人の名前から来ている。




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