2016年6月22日
青森県・龍飛(たっぴ)崎
曇りのち晴れ 透明度10m~ 水温17.5℃
昨晩からずっとウミネコがミャーミャー鳴き続けている。
佐渡島辺りからウミネコが増えたかな。
カモメみたいだけど、とにかくミャーミャー鳴く。
日中暑いけど夕方くらいから長袖着ないと寒い。
鯵ヶ沢の海の駅を出発して目指すは
津軽半島の先端に位置する龍飛崎!
鯵ヶ沢の海の駅を出てすぐに犬発見!
ワサオ(秋田県)
なんでも有名な犬らしい。
愛嬌のある顔してるな。
すぐ近くのお店でおばぁちゃんにお願いされた。
水道の元栓をクイっと閉める。
10秒くらいでできた。
そしたらイカ焼きとリンゴジュース(大きい瓶)もらえた!
更にありがと~って。
こんな時は、嫌なことは忘れて、
日本っていいなぁとか素直に思う。
小泊崎 (権現崎)
日本海にしばしお別れを言わなくては。
青森県の北端近くの日本海側。
浅瀬は佐渡島の様な美しい海藻の森!
イワガキもたくさんあって、アイナメやイシダイの幼魚も多かった。
アイナメは北に行くほど愛嬌が増していると感じる。
こっちに良く興味を示してくれる。
コモチイソギンチャク
なんてカラフルなイソギンチャク!
赤、青、黄色、緑、それにまだら模様!!!
何者かも知らずにとにかく驚きつつ撮影。
図鑑で調べてみるとコモチイソギンチャクで良さそう。
カラーバリエーションが最も豊かな種類だって。
そんで、体壁に子供を抱えるから子持ちイソギンチャク。
そうと分かれば、今度はそれを探そう!
権現崎を出てから龍飛崎への道(竜飛ライン)が激しい。
景観は美しく、本土南端の南薩摩を思い出した。
それにしても急な坂道。
ギアを2速で進むと車の唸り声が痛々しい。
3速にチェンジすると進めない。
そんな坂道。
カーナビの中のボブディランの歌声も渋さを増してきたころ、
峠に到着。
龍飛崎の奥には北海道!!!
龍飛(たっぴ)崎って随分遠いし大きいなぁと思ってたら、
それは北海道だった。
そうかこんなに近いのか。
360度の大パノラマ。
龍飛漁港
海のラインは対馬海流が津軽海峡を流れる様子。
日本海と津軽海峡への境目は
潮が渦を巻くような激しい流れが見て取れた。
漁港の裏から入ると、そこでは憧れのコンブ!!!
ついにほんまもんのコンブ!
コンブ中のコンブ!
マコンブだー!!!
こんなヨレヨレのコンブ一本で興奮できるんだから、
安上がりなダイバーだと思う(笑)
クダヤガラのメス
今日は出来事や変化が多すぎて大変。
陸移動して潜ると写真も多いし。
特に海が変化する場所はめまぐるしいほど。
写真整理して、調べものして、それだけで半日は欲しい。
今日の中でも格別の出会いがクダヤガラ。
大人を初めてみて興奮。
そしたら怪しい雰囲気で泳ぎ回る。
追いかけるので必死。寄れないし。
テリトリーを1周したころに思った。
ひょっとして、繁殖行動??
クダヤガラのオス
分かり辛くなるから最終的なまとめだけ。
テリトリーをグルグル回ったメスは、
テトラ沿いにいるオスの元へ案内してくれた。
するとオスは吻の色を青く染め激しくトリッキーに動き出した。
時間は短く10秒とかそれくらい。
するとメス(大きい方)が近づき、2匹で壁のホヤをチェック?
クダヤガラがホヤに卵を産み付けるとは佐渡で本間さんより聞いていた。
まさか産卵か??
と思いはしたけど、エア切れで観察はここまで。
後で調べてみると勘違いも甚だしい。
クダヤガラはトゲウオ目の中で唯一交尾する魚として有名らしい。
そんで産卵はマボヤに行うことが知られている。
でもこれマボヤじゃなかったな。
ホヤではあったけど。
ネットで色々と調べたけど、自分の観察とは一致しないことも多い。
そんな時はフィールドで見た自分を信じるだけ。
クダヤガラの求愛中・婚姻色のオス
NIKON D610 tamuron90㎜ F/2.8
NIKON D610 tamuron90㎜ F/2.8
NexusD610 Inon z-240 FisheyeFIXneoPremium
トリミングしてるけどなんとか婚姻色撮れた!
津軽海峡冬景色~♪
岬で聞いた石川さゆりの歌声がどこからともなく響いた。
岬で聞いた石川さゆりの歌声がどこからともなく響いた。
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