「 潜る 日本海中紀行 」平凡社
A4 192頁 定価:税込7920円
4月末出版
2016年から約1年。
「海を歩く」と題して日本の海を津々浦々駆け巡りました。
旅を始めてから8年以上もかかってしまったけど
ようやく写真集を出版することができました。
仕事を辞めて、家族を置いて旅に出ることは
不安でしかなく、
それでもどうしても、日本の海を知りたくて、
そして伝えたくて、居ても立ってもいられずに旅に出た。
そしてたくさんの海とたくさんの人に出会い
学び、喜び、反省しながら日々を過ごした。
振り返るとウルウルしてしまう。
写真集の出版は難航し、何度も諦めかけたけれど
お世話になった皆様の顔や、海であった様々な出来事を
思い浮かべては奮起して、なんとか実現することができました。
本書の作成に関してはあまりに多くの方にお世話になりました。
受けた恩はあまりにも大きく、
とても恩返しはできそうにないけど、
せめて海の未来のために何か少しでも
伝えられたらと思いこれまでやってきました。
「日本の海のことを伝えたい」
この思いは旅を始める前よりもさらに大きくなった。
これからも海や未来世代のために
できることをしていこうと思います。
何より自分自身が、一昔前の
豊かだったという海を見てみたい!
本書の一押しは荒俣宏さんの推薦文!(一部抜粋)
旅の最中にメールでのやり取りを続け
先生の海への疑問や好奇心を糧にできたおかげで
より良い旅ができました。
本当に感謝ばかりです。
本書の内容を少しだけ。
全国35都道府県の海中写真で地域ごとに
自分の感じたことを書き、イメージに合う写真を
載せています。
地域は大きく6つに分かれていて、
写真はおよそ700点。
文章は5万字以上。
(写真集というより写真文集かな。)
それでも載せきれない写真やエリアが
ストーリーが多く随分と悩みました。
(広島県だけ潜ったのに載せることができずにすいません。。。小声)
写真はできるだけ浅瀬で環境を入れ、
ダイバーではない人にも伝わりやすいような
ものを選びました。
えりも岬のゼニガタアザラシ
とにかくかわいかった。。。
海を歩く(このブログ)
日本の海を巡りながら毎日ブログ
更新したなぁ。
2016年3月から1年間は
ほぼ毎日更新してました。
キャラバンをキャンピングカーに改造して
ビーグル号と名付けて全国津々浦々潜り歩く。
外装が塩にやられて、ボロボロ崩れてくるから
ドキドキしながらなんとか屋久島まで帰れた!(笑)
車内の様子。ここに畳を敷いたのが完成形。
このお家懐かしいなぁ。
タンクと器材を詰め込んで、
気になる海を見つけては潜りました。
まぁよくやるもんだ(笑)
車の上に積んであったカヤックで
アザラシと向き合うの図。
旅ではいろんなもの食べたなぁ。
熊本ではマヒトデ!
とりわけ美味しいわけではないけど、
食べずにはいられない!?
エゾバフンウニ
海辺でたくさん美味しいものを恵んでいただいた。
今思うと贅沢なひと時だったなぁ。
2016年からの1年間では回りきれなかった
海をちょくちょく訪れました。
旅の締めくくりの南大東島では
岸に打ち寄せられる無数のゴミを誰に頼まれるでもなく
拾い集める新城さん(80歳)に出会った。
その後一緒にゴミを拾ったり、たくさんお話を
聞かせてもらったけど、感動することばかりでした。
こんな出会いのためにきっと旅を続けているのかな。
「 潜る 日本海中紀行 」平凡社
A4 192ページ
定価7,920円(本体7,200円+税)
ちょっと高いけど、濃い内容となっています
何卒よろしくお願い致します。
メッセージいただければ
送料無料で屋久島からお送りいたします。
ご希望があればサインも入れさせていただきます。
買取部数もあるので直接かっていただけると
嬉しいです。
一部ダイビングショップでも取り扱っていただいているので
見かけたらぜひお店でお買い求めください。
またこの本をお店で取り扱っても良いよ〜
という方がいたらご連絡お待ちしています。
itarutakaku@gmail.com
snsやLineでもOKです。
それではまた。