5.09.2020

アカウミガメの産卵が北太平洋一の砂浜で。

2020/05/10
屋久島

この数日はアカウミガメのことをずっと考えている。
気がつくとウミガメを追いかけ初めて10年以上経っていた。
そろそろウミガメも何か形にしたいな〜とあれこれと思い悩みながら
写真を整理して、ストーリーを構成して、さらなる撮影に向けてイメージして。
まぁ飽きることがない。

今年は自分が調査してる限りではアカウミガメは少なそだけど、
日本一の産卵地なのでそれなりには必ずくる。
砂浜さえ健全な状態であれば、アカウミガメの故郷としてこれからも
連綿と命が繋がれていくだろう。
北大西洋で唯一の産卵地が日本でその中で最大の場所が屋久島だ。
他の地域では産卵地としての機能がなくなった浜も多いようで
なおさら屋久島の浜の大切さは際立ってくる。


相変わらず暇なので今日は家族で夕の散歩に西部までやってきた。
イッチに呼ばれていくとハナオコゼ!
それにギンカクラゲやガザミも近くにあった。
それに遠方から流れてきたであろうフクロノリやホンダワラの仲間、
エボシガイなどなど。それにまぁゴミも色々と。


この浜は僕が屋久島で一番好きなところ。
浜が小さいのでカメの産卵は少ないけどロケーションがいい。
でも大雨が降ると川が砂浜を分断したり遮ったりして
この数年まともに撮影できていない。
今日は砂浜の半分が産卵不可になっていたので少しでも改善できれば
と思いカメスロープをせっせ作った。
写真の左半分は川が横切る可能性が高いし、波でえぐられて
できた段差なので、卵を産んでも孵化までたどりつけないだろう。
やはり植生があるところまで上陸してもらうのがベストだ。
少しだけ段差を削って浜の角度をなだらかに。
わずかでも役に立ってくれるといいな。


曇天だけど気持ちがいい浜。 




ほんと良い浜だなぁここは。

誰もいない夕方の浜で奇行に走る男あり。
まぁなんだ。
きれい過ぎる海がいけない。
と男はぼやいたとか。ぼやかないとか。


1 件のコメント:

  1. 突然のご連絡失礼します

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宇佐美と申します
私どもの番組にて出演者とパネラーが
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その際のテーマとして「ウソみたいな求愛行動をする生物を見破れ」というものを考えています
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    ——————————————————————————————
    テレビ朝日 総合編成局 第2制作部
    「裸の少年」
    〒106-8001
    東京都港区六本木6-9-1
    TEL:03-6406-1224 FAX:03-3405-3703
    宇佐美 雄也(Yuya Usami)
    e-mail : usami.officebokura@gmail.com
    携帯電話 : 090-7613-3173
    有限会社オフィスぼくら所属
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