10.10.2017

トカラ列島潜り② 諏訪之瀬島編

 2017年9月27日-29日
鹿児島県
屋久島-錦江湾-宝島-諏訪之瀬島-小宝島
 
今回の旅の道具。
・カメラとハウジング
D610にアンティスのハウジング。
レンズはnikon 14-24mm
イノンのストロボ。
合計8キロくらい。
・ペラペラの5mmウェット。
ウェイトなしだとちょい不愉快で近所のおニイちゃんに2キロ借りた。
・クレッシーのプラフィン
 
カメラがとにかく重い。
これを担いで毎日1-1,5キロくらい歩いて海へ。
帰りは山道。
カメラ以外は最軽量化したので、結構大丈夫だった。
 
プラスチックフィンは日本では人気が全くない。
この、2,3か月使い込んでみて、
結構好きになった。
 
ダイビングでは足が軽いのでサンゴの上で
ホバリングしながら撮影するには最高。
ピタッと止まれる。
重いゴムフィンだとどうしても足が下がってしまう。
南の海のダイバーには特におすすめ。
蹴り心地はダイビングにおいて、上々。
スノーケリングに関しては、、、今一つ。
フィンが軽い分ダウンキックに力が必要。
逆にアップキックは爽快。
水面では抵抗が強く、少しストレスを感じた。
 
今回は素潜りの旅。
だから最適とは言えないけど、
十分に泳げる、なによりとんでもなく軽い!
 
フィン一つで随分と快適な旅になった。
問題はやっぱりカメラだよなぁ。。。
 
 
am5:00
小宝島出発!
 
 
北上すること5時間。
諏訪之瀬島に到着!
 
なぜ諏訪之瀬島に来ることになったのかを
説明すると長くなるので割愛。
旅っぽく流れのままにって感じかな。
 
ここは人口70人ちょっとの火山島。
自動販売機2つ!
観光名所ほぼ?なし。
あっ滑走路あり!
(昔ヤマハのリゾート化計画があった名残)
 
この島に3泊。
のんびりした島。
トカラ牛の牧場が良い。
まぁ、普通に観光すると半日でお腹いっぱいかな(笑)
 
海は集落の東と西の港周りでなんとか泳げる。
 
こんな道を歩いていくとに西に元浦港。
東に切石港。
 
元浦港の脇には大きな貨物船?
 
おお。。。
座礁してる!
今年の2月頃に座礁してそのままだとか。
 
もちろん気になって仕方がないのでこの船の周りで泳いだ(笑)
 
港周辺が一番サンゴが華やか!
白化のお蔭でより美しい。
ここの白化もギリギリのところで持ちこたえそう。

元浦港周辺ではカスミアジが多い。
200匹くらいの群れや、大型の単独個体に何度も会えた。

ウメイロモドキやその他タカサゴ系の群れも。
ず~っと泳いで沖へ出ていくと、海底が見えなくなったり、
潮が早くなって来たりで、ちょっとドキドキ。
 
浅瀬の魚類層は屋久島や三島に似ている。
薩南諸島っぽい。

島の東側は火山島らしい黒々とした海底。
黒いテンスがいた。
初見の魚か!?と興奮したけど、
たぶんハゲヒラベラ。
屋久島では白っぽい色だから全然分からなかった。
むしろこっちの方が興奮かも。
 
トサカハギ!
屋久島ではほぼ見ないなぁ。
トカラ来ましたよ~感があった。
 
民宿のご飯
有難く、「頂きま~す。」
島では3度の飯と
持参のピーナッツ以外何もない。
 
島には大名竹が鬱蒼と茂っている。
 
トカラ牛。
のどかだな~。
 
諏訪瀬島唯一のせ専業の漁師さんにお話を聞きに来た。
 
トカラは釣り人の憧れの地でもある。
クエやロウニンアジなどの日本記録もこの辺り。
 
これは当時の記録だと聞いたけどデカイ。
 

 黒潮を求めてこのトカラをウロウロしているけど、
情報や予想とはやっぱりちょっと違った。
「ガジャはいつ行っても青いよ!」
トカラを縦横無尽に駆け回る漁師さんの言葉は重いなぁ。
呪いの言葉のように脳裏に焼き付いてしまった。
 
さて、お次は本命だった、、、小宝島だ!
 

0 件のコメント:

コメントを投稿