8.28.2016

北海道・知床の海 南下行 180日目

2016年8月27日
北海道・羅臼-根室
晴れのち雨 透明6-7m 水温15-19℃
最後の熊の湯。
う~ん、今日も熱い!

あまりの自然のスケールについつい長居をしてしまった知床。
その割にこの海について書いてなかった気がする。

知床の海もまた変わりつつある。
当たり前の自然の変化とは違う、強制的な変化。
それでもこの海が豊かなのは、この海が内包する底知れぬ力なのだろう。
変化は各所に見られる。
長年この海と向き合ってきた関さんは流氷が脆くなり、確実に減ってきていると
体験談として話してくれた。10年くらい前までは流氷の上で子育てする
ゴマフアザラシの姿が毎年みられていた。
それがこの数年はめっきり見かけなくなったと。
スケソウダラはかつて11万トンの水揚げがあったけど、今は数千トン。
地元の漁師さんは72時間眠らずに獲りまくったと話してくれた。
トコトン獲るのは漁師の性だ、と教えてくれた人もいる。
ホッケはこの3年くらいでほとんど獲れなくなった。
ハナサキガニの子供はかつては磯を覆っていたけど、今はほとんど見かけない。
暖流の力が強まっているのか、この5年くらいでブリが急激に増えてきた。
さらにシイラまで獲れる。

人的影響に元からの海の変化が加わってのことなのか、
良く分からない。それでも確実に海は変化している。
このペースで変化が続けば近い将来流氷という存在は
過去の夢物語になってしまうかもしれない。
ホッケはすべてロシア産になってしまうのかもしれない。
自然は変化するものだとは分かっていても、やっぱり寂しい。

知床の自然は濃密。
それだけに変化も色濃く表れる。
流氷の変化は海からの最もわかりやすいメッセージとして
届けられている。


須田さん~!
と思ったらいない。
ミカさんが丁度帰ってきてコーヒーを頂く。
大変お世話になりました~!!

宿に飾ってある神の魚。
会いたかったなぁ。
またこのうち!

関さん、青柳さん大変お世話になりました!!
何から何までありがとうございましたー!!!
険しくも充実した知床でした。
海のお話もたくさん聞けて幸せでした!
また遊びに来ますね。
いつまでもお元気で!!

あ~、、、寂しい、、、(涙)

野付半島をチラ見して、根室へ。
あっなんか落ちた。。。


あっなんか上陸してきた!
らっこ~!!!
まだいてくれた!

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