秋田県・男鹿半島の海 光の路 １１０日目

2016年6月18日

秋田県・男鹿半島

雨　透明度5-8m　水温16.8-19℃



入道崎の灯台
昨日の夜ふらっと散歩に行って撮影。
歩いて１分で灯台。
この環境こそが贅沢。
緑に包まれる草原の丘がどこまでも続き、
北緯40度線を知らせる石のモニュメントが点々と置かれている。
灯台の光は岩礁の一点を眩く照らし、
回転灯は周囲の海へ合図を送っていた。
夜の海を航海しこの光をようやく見つけた時の安堵感。
帰ってきたぞと、ホッと胸をなでおろす感覚。
そんな経験ないのに灯台の光を眺めながら妙に落ち着いた気分になった。



男鹿半島の観光マップ。
現在地の文字があるところが、昨日の宿。
かなり気に入ったので今日もここにしよう。

NIKON D610   nikkor 14-24㎜　F/2.8

NexusD610　Inon z-240  FisheyeFIXneoPremium

今日は風が強く、海が時化気味。
何とか潜れそうなところを探しす。
微妙な風向き。戸賀湾以外はアウト。
海の中はホンダワラ類の森が広がり、
頂きにはチャガラの幼魚が雲のように群れていた。

砂地にはアマモやスゲアマモ。

イトマキヒトデが何かをたべていた。

 気になったので剥がしてみる。
食べられているのはブンブク（ウニの仲間）だった。
北に来るほどに海がシンプルになってきた。
魚種は当然少なくなってくる。
その分、それぞれの量は増える。
命の駆け引きも分かりやすい形で見ることができる。

ウミタナゴの群れ。

ブリの小群れも通った。

 
10時に金坂さんと会い、色々と案内していただく。
陸から海の中のことを教えて頂き、ブルーベリー畑まで見せてもらった。
某写真家の皆様がここのブルーベリーを狙っているとか。

朝一で潜ったところ。
ここの浅瀬だけでじっくりと潜るのが良いよとのこと。




お昼に連れて行った頂いたところにはなんとハタハタ丼！
僕がずっとハタハタハタハタ煩いから。。。



ハタハタの魚拓もあるー！！！
かっこいい～！！！
ここの北浦漁港ではハタハタの水揚げが多いとのこと。
ハタハタのいろんなお話も聞けて夢ばかり膨らむ。

 ワタリガニの仲間
2本目は漁港！
最も穏やかな場所を選んだら必然的にここになった。
ここがワンダーな海だった！



岸壁にはマボヤがずら～っと並ぶ！
海藻も各種生えそろい、フジツボやイガイの仲間も多い。
ホヤやその他の無脊椎動物も所狭しと岸壁を彩っていた。
なんて豊かなんだろう。

 ハナジロガジ

 エボヤ

 コウイカの仲間

 夜は出張で秋田に来ているのなぴ氏が遊びに来てくれた！
秋田の美味しい日本酒にハタハタのなれ寿し！

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滞在中　 シートピア　
予定　６月末～７月頭　グラントスカルピン　



【　屋久島水中・自然写真　高久至写真事務所　】