6.13.2016

新潟県・北部の海 夏至! 104日目


2016年6月12日
新潟県・鼠ヶ関
晴れ 透明度20-30m 水温17℃?



朝はコーヒー淹れてまったりタイム。
倉沢さんの日本の海をじっくりと読む。
海の素晴らしさから変遷や問題など分かりやすくまとまっている。
凄いなぁ。
こうして自分で日本の海を巡ってみてまた思う。
まぁどう頑張っても同じものは撮れないし、そのつもりもない。
自分なりの日本の海を見つめていこう。



荒川の少し手前の浜辺。
キス釣りの人やキャンパーが結構いた。
釣り人のおじさんが昔の海について教えてくれる。
昔はテトラポットの先まで砂浜が広がっていた。
テトラポットは20年くらい前から次々に設置されていったと。



この辺の海岸線はず~~~~っとこんな感じ。
海に作用を打ち消そうと必死になってしょうテトラを入れる。
場所によっては沖にも波打ち際にもある。
浜を守るために護岸を固める。
冬の時化の度に浜の形は大きく変わり、
また元に戻すために重機を使って
砂を掘り返し、海を形作る。
この繰り返し。
どんどん海が死んでいく。


人が手を加えれば加えただけ、その歪を自然は取り戻しに来る。
想像できることもあるけど、
そうではない細かな影響の連鎖で、
想像もしないところに大きな変化が生まれる。


荒川が堰き止められてより浜辺の砂は流失し、
それをくい止めるべく、海をいじくり回す。
その結果がこの海辺だろう。



人と海との戦いの歴史が良く分かる。




 お腹がすいたので今日もイカ!
まだまだいけてる!
夜にも一枚食べて無事完食!
美味しくいただけてよかった~(笑)


釣り人のおじさんをマネして麦わら帽子ならぬイ草帽子をゲット!
夏至始動だ~!
なんて言っても暑い。
30度くらいあったとか。

 

 笹川流れ
この辺一帯はそう呼ばれる観光地になっていた。


 眼鏡岩海岸


 つまり、とっても凄いところ。
道路脇の狭い空間に駐車スペースがあってウェット姿の人たちがたくさんいた。
スキンダイビングサークルの人たちだった。

ここの魅力を伺いスノーケルで潜る。


 

 浅瀬の海底はまだ緑!
ワカメもたくさんあった。
アジの群れもたくさん!
洞窟も多くなかなかスリリング。
水も佐渡に負けないくらいキレイだった。


トローリング用の仕掛け?に流れ藻が絡みついていた。
手に取ってみると、卵!!!
なんだこれ!たくさんあるぞ!
ステージも色々。
一体何の卵だろう
トビウオ?サンマ?サヨリ?


NIKON D610   nikkor 60㎜ F/2.8
NexusD610 Inon z-240  FisheyeFIXneoPremium
車に戻ってマクロカメラを持ってきて撮影しなおし。
今にも飛び出してきそうな卵もあった。
今日一番の感動の出会い。





種類が気になったので、卵をほんの少し採取。
夜にシャーレで撮影。
卵は流れ藻などに絡みつくために糸が付いている。
結構な力で引っ張っても輪ゴムのように戻る。
この手の卵が藻に絡みつくための構造があるとは
知っていたけど、こんなに力強いとは。
生き物たちの生き抜くための戦略には驚かされるばかり。



10匹ほど孵化してた!
さてこれで種類が分かるといいんだけど。。。







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