2016年3月14日 熊本県 天草下島・牛深
晴れ 水温16℃ 透明度15m / 2m 北東の風・波2.5m
晴れ 水温16℃ 透明度15m / 2m 北東の風・波2.5m
雨が上がった。
昨日はほとんど寝てなかったので、遅い朝となった。
9時頃から移動を開始。
風が強く海は時化ている。
でも入り組んだ島々よりなる天草はどこかしらで必ず潜れるらしい。
「熊本ダイビングサービス よかよか」 の中野さんより
詳細な情報をたくさん教えてもらった。
イメージは膨らみとても数日では回り切れないぞと思う。
宿のサンパール館(だったかな?)のある大矢野島より
風裏の南側を走り上天草島、下天草島へと渡る。
そのころにはかなり焦っていた。
潜れそうな場所がいくつかあったけど、
どうもピンとこず4時間も走っていた。。。
今のルートで2日間くらいかかるかもとか思っていたのに。
天気が微妙なことと、風が強いことで気持ちが乗っていない。
気が付くと、2,3年前に中野さんと一緒に潜った牛深のポイントまで来ていた。
少し風波があったけど、ひとまずここで潜るしかない!
ようやくエントリーする。
と、同時にかつて味わったことのない水没感!
尋常ではない。
こんなところでドライがダメになったらこの先どうしよう。。。
確認すると、背中のチャックが10㎝も開いていた。
誰かのいたずらかと思うほど間抜けに開いていた。。。
む~ん。気持ちが焦っていたようだ。
NIKON D610 tokina10-17mm
NexusD610 Inon Z-240 FisheyeFIXneoPremium
ss1/90 f13 iso400 歪み補正 トリミング少々
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牛深地域は黒潮(対馬海流かな?)の影響を強く受けるようで、
先日の白濤(しらと)とは全く違う海。
サンゴが多く、海藻も少し、無脊椎動物もボチボチ。
写真はカワハギ。
僕の心はカワハギの後ろのトサカノリのように
燃え上がっているんだけど、随分と空回りをした。
浅場はトサカノリが多かった。
アヤニシキ
こんなに大きくてきれいな形を保ったのは珍しい。
海藻もサンゴと同じように環境による生育型がある。
錦江湾で見たのはトロロのお化けのように
1mほどの長さになっていたのを思い出す。
これは潮の当たりがそれなりに良いところの形だろう。
シコロサンゴ
なんと、笠沙程ではないもののそれを彷彿とさせるシコロサンゴ群に出会った!
エダサンゴにスリバチ系のサンゴ、被覆状のサンゴとサンゴの種類も多い。
そしてここではツバクロエイがゴロゴロいるらしい。
「ツバクロエイはどこにでもいるよ~」
と中野さんの言葉を思いだす。
しかし、痕跡はあれど、見つからない。
ここの中で中野さんを15回ほど呼んだころようやく見つかった!
後半の叫びは悪態に近かったことを密かに謝る。。。
誰だ砂地にオニギリの絵を描いたのは!
砂を手で払うと、、、ツバクロエイ!
ようやくご対面。
あ~満足だ~。
このあと何個体かに遭遇。
いる場所にはたくさんいるのね。
ヤツデスナヒトデ
いつであっても腕の数は9本なのはなぜ。。。
これも砂地から出て来て頂いた。
1本軽く潜っただけでもう日が暮れかけている。
すぐに移動をして、近くの牛深海中公園に移動。
ここは天草の中で僕が白濤と同じく絶対に潜ろうと思っていたところ。
エントリー口の光景。
すでに楽しい。
牛深の東側には長島海峡を隔てて長島がある。
数日まで僕がいた場所だ。
水中の中はやはり長島に似ているけれど、また一味違う。
ヘライワヅタ
おお~!これは初めて見たかも!?
この旅では海藻は最も重要な要素。
この旅では海藻は最も重要な要素。
海の変遷を語るのに最も適していると思う。
下の方はほんとに凄い!!!
でも明日ガツンと潜るので今日は出し渋る(笑)
凄い光景が広がってるんだな~。
今日は色々と考えた。
信頼できるダイバーがいる地域では素直におすすめのポイントを潜ろう。
最初に移動から始まると焦るらしい。
朝一に潜っておけば気分が全く違うので、
次の日に潜る場所をできる限り決めておこう。
昨日は疲れと長崎の焼酎に酔いしれて9時前に潰れた。。。
一日遅れの更新。
ではでは。
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