11.06.2016

和歌山県・古座の海 ここはインドネシア? 250日目


2016年11月5日
古座
お店 「DIVE KOOZA」
  晴れ 透明度15m  水温22℃

橋杭岩と朝日。
今日も快晴!


 きた~!
今日は(元)ガイド会の仲間の上田さんのお店!!
 「DIVE KOOZA」 
ようやくクーザまで来れた~。
早めについたので車を止めて準備していると
フロントガラスが何かで覆われいた。


なんだこれはー!


なんと上田さんがウェルカムポスター?を作ってくれていた。
笑うやら感動するやら、朝から大変(笑)




オシャレで、無駄なものいっぱいのクーザのお店を案内してくれる上田さん。


サバのいけすの上で記念撮影~。


 お店の前でも~。
写真集もたくさん買ってもらえた。
ありがとうございます!



古座の海のブリーフィングを聞いて出港!
ここ最近潜っているエリアは車の移動時間では15分くらい。
それなのに串本と須江と古座では全く海が違う!
これはやっぱり、凄い。
本州最南端で黒潮がど~んと当たる串本エリア。
少し内側で黒潮の当たりが弱い須江、古座エリア。
須江・古座エリアでは透明度も水温も南方系の生き物の数も串本には及ばない。
串本はなんと言ってもあの屋久島に似ている!
あの素敵な写真集の出ている屋久島に!(笑)


でも、古座側の海もなんて豊かで独創的なんだろう!
須江の海は面白いと聞いていたけど、古座の海は良く分からなかった。
けどイメージがぶっ飛んだ!
そんな意味では古座の海が一番の驚きかも。


古座は黒潮が当たり辛い位置で、大きな古座川が目の前にある。
雨が降れば海は濁るし、東風が吹けば三重県の方から濁った水が押し寄せる。
結構キツイところだな~。


と思ったけど違った。
その海は栄養満点で、海底はまさに楽園!
インドネシアのレンベに潜っているかのような、ジャングル感の強い海だった。



アンカーを決めに行く上田さん。
カッチョエエなぁ。



1本目は少し沖へ出た外洋のポイントへ。
ソフトコーラルが咲き乱れ、キンギョハナダイが舞っていた。



クマノミとサンゴイソギンチャク
無脊椎動物がたくさん!



印象的だったのはウイゴンベ!
キンギョハナダイに混じって何百匹と中層を泳いでいた。
よっぽどハナダイに憧れているのだろう。


それとシラコダイの数が凄い。
久米島のカスミチョウチョウウオみたい。
うまく纏まったシーンを撮れなかったのでリトライだ。
タテジマキンチャクダの成魚が泳いでいたのも印象的。


のんびり休んで2本目。
古座川に近い内湾のポイント。
ここがまた凄かった。
まるでレンベ!(インドネシア)
ホヤにまみれたインドネシアの記憶が蘇る。



 ツツボヤの仲間
こんな感じの鮮やかなホヤの群生は各地で少しは見ているけど、
古座のホヤは圧倒的!
こんな海が日本にあったとは。。。
ほんとに驚いた。
こんな感じのツツボヤノ仲間だけで、4種類あるらしい。
壁やチェーンが手の付けどころに迷うくらいホヤがいっぱい。
これが古座川からの栄養分が豊富なのだろう。


ホヤ以外にもウミトサカやウミサボテンなどの無脊椎動物の豊かさが凄い。
相模湾や東京湾の濃い~所に似ている。
それでいて生物は南方系が多い。
もう一度驚いておこう。
こんなところが日本にあるなんて!!


ツツボヤノ仲間とイソカサゴ
NIKON D610  tamuron90㎜
NexusD610 Inon z-240  FisheyeFIXneoPremium
なんて幸せな海だろう。
こんな風な着生物が多い海がたまらなく好き。
ここにウミウシがくっ付いていることもあるとか。



アンチンボヤ
これもたくさん。


 あ~楽しかった。
幸せな一日に乾杯~!



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予定(たぶん)
11月5.6日 古座 「DIVE KOOZA」
11月7.8日 田辺 「L-DIVE」


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