1.18.2021

「海流が育むいのち」 ~黒潮の力、親潮の恵み~


DMが届いたので再度のお知らせです。

3/12 ~ 4/1 東京
7/23 ~ 8/11  大阪
富士フィルムフォトサロンにて写真展を行います。

そこで募集です!
このDM(横長のポストカードサイズ)を屋久島のお店で置いてくださる
方はいませんでしょうか?
メッセージいただければ暇な時に持っていきます!

写真展の詳細は以下をご覧ください。



『海から見たニッポン』
「海流が育むいのち」 ~黒潮の力、親潮の恵み~
阿部秀樹・鍵井靖章・佐藤 輝・関 勝則・高久 至
多様な海を感じ、自然との共生を考えよう!
フジフイルム スクエア 企画写真展(六本木)
2021年3月12日(金)から4月1日(木)
http://fujifilmsquare.jp/detail/2103120123.html
大先輩の皆さまの胸をお借りして、屋久島より参加させて頂きます!
まだ未定ですが、開催日から何日間かは在廊予定です。また告知させて戴きます。

























もうしばし屋久島にいるのでブログは
「屋久島ダイビング日記」にて更新中です。

1.06.2021

神奈川県・葉山 頭足類ぞくぞく!〜スジコウイカの求愛〜

2021/01/05
神奈川県 /  葉山
晴れ 凪 水温16℃?


葉山にやってきました。
もちろんガイド海の先輩であり、
僕の心の中の尊敬する人ランキングNo1の輝さんがいる
Nanaさんにお世話になりました。

そして偶然にも?僕の敬愛する世界で一番会いたいガイドである
モルジブのカオリータにも会えた!
「最近私のレア度おちてんねん」って言ってたけど
リュウグウノツカイより出会った回数は少ないですって。

そしてガイド会フォトバトル1回戦で僕が惨敗した
偉大なるパーコ先生と、、、4人で記念撮影。



これだけで楽しかったけど、
やっぱり本業は海の中〜。
とんでもない出会いがいっぱいだった。


スジコウイカの群れ
カジメの脇に7匹集まってホバリングしていた。
気になってずっと観察していると、、、


スジコウイカの求愛ダンス
左がオスで、右がメス。
左のオスが左右にステップを踏むようにキュッキュと動きながら
その度に腕を広げる。体色もコロコロ変わって面白い。


スジコウイカの求愛
小型のコウイカの分類が苦手で悩ましかったのでので、
観音崎自然博物館の山田和彦さんにお聞きしたら軽快にあれこれと
教えていただけた。

パッとみで全然違うらしい。
分かりやすいところでは腕の太さで
スジコウイカは太い。


ボウズコウイカ
別の場所で出会った腕が妙にのびていた個体。
この腕の感じはまさにボウズコウイカ!
スジコウイカよりもやや小ぶり。


コウイカ属の1種
こちらは随分と体が細長い!
大瀬でこれの求愛を見たことがあったけど、
これがさらに伸びるの。



イイダコ
これまたヨツメダコと悩ましかったけど、イイダコらしい。



キビナゴの群れ
おお〜ビーチから潜ったらエントリー早々キラキラ祭り。
今年の秋に屋久島では全然見なかったけど、まさか葉山にいるとは。
伊東でもたくさんいたし、一体どうなってるんだか。


カジメとウミシダ
8、9年前に初めてここでダイビングをした時とは随分と景色が変わった。
温暖化に黒潮大蛇行のダブルパンチの影響は強く
関東近縁の海に生きるものたちは大変だったろう。
南方種が多く華やかでいいな〜と感じたり、
変わりゆく海に寂しくなったりと忙しい。


クマドリカエルアンコウ
まさか葉山でこの子を見る日が来るとは!

おお〜カジメの根元にベニカエルアンコウ!


ウミシダの合間にはベニカエルアンコウがいた。


こっちは葉山らしい海藻とタツノオトシゴ


「ぱーこ先生と学ぶ相模湾」で
登場させていただけたので是非ご覧ください!
ご登録ください!

ぱーこ先生と学ぶ相模湾では、都心から近くの相模湾に暮らす生き物や、ダイビングに関する様々なテーマ、豊富な自然を守る方法などをテーマに動画をアップしています。 下記リンクをクリックするとチャンネル登録ができます。是非、高評価やコメントもお待ちしています。 http://www.youtube.com/channel/UCgMO5​...



書きたいことたくさんあるけど、
長くなったので、ひとまずこの辺で。


葉山でお世話になった皆さま大変ありがとうございました!!!
やっぱり癒しの場所でした。





1.01.2021

静岡県・大瀬崎「元旦にリュウグウノツカイ!」

2021/01/01
静岡/大瀬崎
晴れ 西風強く 水温17℃


2021年のはじまり。
今年はなんだか良い予感。

雑誌での新連載のお仕事が決まり、
写真絵本もいくつか出版できそうだし、
下記でお知らせする富士フィルムでの写真展も決まって
慌ただしくなりそう。

散々だった2020年を吹き飛ばすような2021年にするぞ!
そう思いながら迎えた二日酔いの元旦、、、。
のっけからダメだな〜とちょっと落ち込みつつも、
夜には完全回復!

相変わらずの強い西風で浮遊系は微妙な感じだけど、
ソデイカやトウガタイカ(昨日)などの深海系のプランクトンが現れていた。

そしてさっき、潜水時間キリキリの19時50分すぎ。
みんなが撤収して、僕も撤収しようとライトトラップのために
設置していたライトを回収に行くと、、、なんかいる。

太刀魚か!!?

いや、、、これは、、、

リュウグウノツカイだ!!!!

体長7−80センチはありそうな大きな個体!!

もう訳のわからぬまま分ほど撮影して大急ぎで撤収。
誰もいなかったから誰とも感動を共有できずに
残念だし寂しかったけど、海の贈り物に感謝。

ゴミが多すぎて撮影は今ひとつだったけど
気持ちは大満足の元旦だった。



と言うわけで、本年もよろしくお願いいたします!





〜写真展のお知らせ〜


『海から見たニッポン』
「海流が育むいのち」 ~黒潮の力、親潮の恵み~
阿部秀樹・鍵井靖章・佐藤 輝・関 勝則・高久 至
多様な海を感じ、自然との共生を考えよう!
フジフイルム スクエア 企画写真展(六本木)
2021年3月12日(金)から4月1日(木)
大先輩の皆さまの胸をお借りして、屋久島より参加させて頂きます!
まだ未定ですが、開催日から何日間かは在廊予定です。また告知させて戴きます。





12.31.2020

静岡県・大瀬崎「駿河静浦附近産魚類目録」

2020/12/31
静岡/大瀬崎
晴れ 西風強く 水温17℃

あっという間に大晦日。
相変わらず大瀬崎の「はまゆうマリンサービス」さんにて
ぬくぬく過ごさせてもらっています。

77歳を連呼してくるサキエさんは
10年前と変わらずに元気でホッとする。


ゆるーい生活を送っていると、そこへ
なんと荒俣大明神さまがご降臨された!
それも大きなハンバーガーと怪しげな目録を携えて。
年初めに南オーストラリアの空港でお別れして以来の再開だ。



来年もオーストラリア行きましょうね〜と
言っていたのにまさかこんな世の中になるとは。




「駿河静浦附近産魚類目録」
明治-昭和(1906-1930)に採集観察された結果をまとめた目録。




左下が大瀬崎、対岸の千本濱も良く潜った場所だ。
先日潜った獅子浜は右の上方。

当時の魚類層や海辺の状況が鮮明に記録されたとても貴重な資料だ。

これによると当時はキハダマグロやカツオの群れが湾内(駿河湾最奥部)に
押し寄せて根こそぎ網にかかったらしい。
「、、、その雄大なる様は到底都会人の想像もつかぬ美観であった」
と記されている。

採集リストが今ではいない?ような魚も乗っていて興味深かった。
最稀種としてクヅアナゴ、ユゴヒ、クマノミ、ヤマブキベラ、ロウソクギンポウ
、、、とある。
今リストを作ったらどえらいことになるな。


先生!遠路遥々お越しくださりありがとうございました!




クビフリケヤリとシロオビハナダイ 
気がついたら言うことが憚られる水深で遊んでばかり。




シロオビハナダイ とサクラダイ
シロオビハナダイ もいくところに行けばたくさんいるんだ。




シロオビハナダイのオス
ここには2回行って撮影したけど、メスが今ひとつわからない。
どうもナガハナダイのメスとそっくりで鮮明に撮らないと
見分けが難しいようだ。



夜はライトトラップで光に集まる魑魅魍魎を待つ。

しかしなかなか渋い。

それでも毎日1,2種類はおっと心くすぐる何かはやってくる。



ワニギスの仲間の稚魚



ハゼの仲間の稚魚?



ウツボの仲間の稚魚




さて今年最後の夜は何が出るだろうか!?
今日は日中雰囲気があったのでちょっと期待してる。
最後の最後まで気が抜けない。



全然まとまりないけど、、、
今年もお世話になった皆様ありがとうございました!

良い年をお過ごしください。




それではまた来年!

12.28.2020

静岡県・獅子浜の海 〜泥池の妖精ヒメハナダイ〜

2020/12/26 

静岡県・西伊豆

獅子浜ダイビングサービス

晴れ 東の風 水温17度


大瀬から獅子浜へ!

夜中までガツンと4本潜ってきた。

かまぢさーん!と富士山


エスペランスでご一緒させてもらって、秋には屋久島にも遊びに来てくれた

かまぢさん!が、なんと大瀬まで迎えにきてくれました。

かまぢ神さまありがとうございます。

獅子浜とことん遊ばせて頂きました。

近くの海なのにこんなに違うんだ。千本浜ともまた違ってこれはたまらない!

獅子浜ダイビングサービスさんはビックリするほど施設がキレイで快適だった。

なぜかまかない飯まで食べさせていただいて、幸せな獅子浜ライフでした。


ヒメハナダイ(♂) Tosana niwae

なんといっても今回の目玉はこれ。
日本でもまともに見られるのは獅子浜だけという貴重なお魚だ。
深場、泥池にも関わらず、あまりの美しさに見惚れてしまった。


尾鰭が妖艶すぎる。


ヒメハナダイ求愛。
メスの腹びれも透明で美しいと思った。



日が暮れて、さていよいよ本番!?

獅子浜は時間の規制がないの?
そんな場所が伊豆にあったとは。
このあと2ナイト潜って、ヘロヘロ。



夜のお目当ては泥地にズボンと隠れて撮れなかったから
また来ないとなぁ。


それにしても刺激的な1日だった。

かまぢさん、獅子浜のみなさん大変お世話になりました!!



12.23.2020

静岡県・大瀬崎「原始の大瀬崎の海!?」

 2020/12/22

静岡/西伊豆

はまゆうマリンサービス

晴れ 風- 水温17-18℃

古巣の大瀬崎に流れ着いた。
う〜〜〜〜ん、やっぱり落ち着くなぁ。
大瀬崎の魅力はもちろん海なんだけど、
やっぱり人との出会いがあってこそ。
来て2日目だけどたくさんの人に出会えて嬉しい。



相原さんと。
お世話になるのはもちろん「はまゆうマリンサービス」
夜ははまゆう荘の驚異のオゾン風呂?で疲れをほぐす。


今日は、はまゆうが定休日でお休みだったので。
一人寂しく潜っていた。(いつも一人だけど)
そしたら箒を持ったノリゴン!に出会い立ち話していると
海から帰って来たスーさん!!!
「ダイビングショップ 海童」のお二人と話していたら
ボートダイビングに行く?と誘われる。
数えたくないけど、学生からカウントすると大瀬歴20年。
なんと恥ずかしながら初ボートダイブ(笑)

船は「ココモ大瀬崎」さんの計らいによりちゃっかり
便乗させていただ。

スーさん、ノリゴン、シンチョーさんの濃いメンツにゲストさん


カッパフードのスーさん&ノリゴンと。



さてさて気になる海は



大瀬の湾内から10分ほど。
外海からの端っこから2キロくらい?南へ。
井田のとの境界線あたりにあるホトケというポイントで潜った。



そこは無脊椎動物の楽園だった。
ナンヨウキサンゴに多様なソフトコーラルやカイメンなどが所狭しと
岩の隙間を埋めていた。



ナシジイソギンチャクも満開。
エビを探す気力もなくなるほど見事に咲いていた。



海底の何気ない岩の風景。

うーん見事な庭園風景だ。

実は、大瀬に来て2日間ほど潜っていて、癒されながらも
何か危機感のようなものを感じていた。
それは海が年々変わっていること。
たまにしか潜らないからこそわかるその変化の大きさに
愕然としたりもしていた。

それが海の変化や温暖化、あるいは土砂災害(今夏は過去最大)などの
影響によるものなのか、あるいはダイバーによるストレスなのか。

原因は複合的だろうから単純には言えないけど
外海から少ししか離れていない、この場所でここまで
華やかな楽園があることを考えると、
どうしても人災について考えなくてはいけない。
着底や接触による動物たちのストレスは思っている以上に大きい。

お世話になっている身でなかなかマイナス的なことを書くことは
常にためらわれるのだけど、元大瀬民に免じて。。。

と、こんなことを思わされるほどに、ボートポイントの大瀬の海は
華やかだった。これが原始の大瀬崎か。

大瀬崎の海がいつまでも癒しの場所であることを願って。





あっ忘れてた。
鹿児島のコージがなぜかいた!!






ではではまた。


12.21.2020

静岡県・伊東の海「ヤマトナンカイヒトデ!」


2020/12/20 
静岡/東伊豆
晴れ 西風 水温18℃


気持ちいなー。

大雪の秋田から東伊豆の伊東までやって来た。



毎年屋久島での最後の営業をご一緒させてもらう
マリンロードの晴美さんにお世話になってます。

今年の伊東は近年になくキビナゴが集まっているとのこと。
それを食べにイナダやカツオやアオリイカやが集まって来ていて
それはそれは賑やかだと聞いていた。
屋久島では今年秋のキビナゴがほとんど出なかったので
何か大きな移ろいを感じる。

実際に見てみると、確かに凄い規模のキビナゴ!




伊東での唯一のリクエストであり、ず〜〜っと見たかった
生き物をサラリと紹介してもらう。




ヤマトナンカイヒトデ
Asterodiscides japonicus

これこれ、このシューティングスター!
深海性のヒトデで滅多に見ることができない。
人の頭ほどの大きさがあり、尚且つ鮮やかな色彩に
誰しもが目を奪われることだろう。(?)
まさにヒトデ界のスターだ。




ナガハナダイの群れ
晴美さんにちょっとまとめてもらった!
う〜ん、華やか!!




そして伊藤といえばなんといっても
ソフトコーラルの群生。これまた華やか!



そしてそして、お店はクリスマスデコレーションで
またまたまた、華やか!


温泉に入って、美味しいご飯を食べさせてもらって、
贅沢な2日間を過ごしていました。
晴美さんありがとうございましたー!!
次は屋久島でお待ちしていますね〜!


スーパーで見かけた、、、マンボウ!!
肝和えか、いいなぁ。



青森県産のハタハタ、鯵ヶ沢かな?
それにしても小さい。1-2歳魚のみ。ブリコ入りも一応あった。