11.18.2016

高知県・室戸の海 シャークアタック(鉄干) 263日目


2016年11月18日
高知・室戸
  晴れのち雨 透明度20m  水温23.5℃

午前中は晴れ。
午後からだんだんと崩れてきて夕方からは雨。
そんな中でサメに襲われた。
まぁ大変!

室戸もジオってる。
めぼしいダイビングポイントはどこもジオパークな気がする。
逆かな。ジオパークがある所はダイビングも面白いのか。
室戸岬は13万年前は海底にあったらしい。
フィリピン海プレートに押されてすこしずつ隆起して今の状態になったとか。
今でも隆起は地味に続いている。

今日は石川さんに教えてもらったビーチポイントで2ダイブ。
グワーッと泳いで様子を見てきただけだけど。
タンクは1本。特盛の14Lで。

このポイントはかつて中村宏治さんが潜った時に
「三宅島の海みたいだ」と言っていたらしい。
三宅島潜ったことがない。
さてさて、どんな海でしょう。

おおっ!
水が綺麗。
昨日よりも少し上がってるぞ。
水の感じはかなり屋久島に似てる。
泳いでいる魚はアオブダイが多いのが目を引いた。
ヒブダイも大きいのがチラホラいた。
水面にはオキザヨリ。少し沖の方ではハマフエフキ。

シワヤハズ
NIKON D610  nikkor14-24mm
NexusD610 Inon s2000  FisheyeFIXneoPremium
これには驚いた!
まさに今時期の屋久島と同じ光景。
海藻の学者さんがこのシワヤハズを求めて屋久島まで潜りに来ていた。
他の地域では少ししか生えていないと言っていた。
でもここには草原のように広がっている!
やっぱり似てるな。

二ザダイの群れ

室戸岬と水中景観


サンゴの隙間にはサンゴヤドカリがたくさん!
ここが屋久島であれば、入っているのはアカツメサンゴヤドカリ。
のぞいてみるとウスイロサンゴヤドカリだった。

岩の隙間にはモンハナシャコ
ワイドで無理やり撮ってみた。

キビナゴの群れ

三宅島が分からないから何とも言えない。
屋久島にも結構似ている。
でも串本の方がより似てたかな。
これが黒潮の当たり方の差なのだろう。
面白い。

マイラ鉄干(サメの干物)
サメが出てこないって?
これこれ!
室戸ではサメが良く取れる。
岬の潮当たりはとんでもないんだって。
マイラと呼ばれるのはアオザメかネズミザメ。
どちらも獰猛な外洋にいるサメ。

他の地域ではサメが売っているのを見たことがない。
肉にアンモニアをため込んでいるからすり身にとして使われる。
でも室戸、というのか高地では?メジャーな食べ物らしい。
あんまり気が乗らなかったけど、興味深々!
気づいた時にはフライパンの上で焼かれていた(笑)

ダイビングも終えて小腹もすいたし、ちょっとだけ食べてみよう。
少し食べたら後は夜のおつまみにしよう。
なんとなんと、ほんのりクセはあるけど、モチモチしていて
鳥のササミみたいな食感。
うまいな~これ。
あっという間に全部食べちゃった。
ああ~あ、おつまみのはずが。

それから車で2時間ほど西へ移動して桂浜へ到着。
気分が少し落ち込んでいる。
天気が雨に変わったせいもあるけど、
この2時間口の中でサメが暴れまくっていたのが原因。
もわ~としてやるせない2時間だった。
たいしてクセもなかったけど、
さすがに単品でパクパク食べるものじゃない。

う~ん日本酒が呑みたい!(涙)
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お世話になっているお店 カアナパリ さん



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