9.22.2016

宮城県 唐桑の海 森は海の恋人 204日目 


2016年9月20日
岩手県・大船渡-唐桑-志津川
晴れ 透明度3-8m  水温22℃

岩手の朝。
コーヒーを啜りながらクマさんと三陸の海の話。
あっという間に時間が過ぎて、出発~。
クマさん、ありがとうございました~!!
フサ子に会いにまた来ますね(笑)


陸前高田
しつこく防潮堤や水門を見て周る。


噂でしか知らなかった防潮堤。実際に見てみるとあまりにも酷い。
どこへ行ってもこんな光景。


「国土強靭化計画」
防潮堤のあまりの環境破壊っぷりに驚くばかりだったけど、
これが他人事ではないことを知った。
自然災害が増えている近年、日本中に防潮堤を作って国民を幸せにしよう。
というとんでもない計画。(防潮堤は計画の一部)
なんて素晴らしい計画だろうか。
素敵すぎて泣けてくる。
それにそんな大事なことを知らなかったことが悔しい。






宮城県の唐桑までやってきた。
ここは「森は海の恋人」という標語で知られる畠山さんのいる所。
お会いすることはできなかったけど、施設の人に色々とお話を聞くことができた。


この唐桑湾ではなんと防潮堤が作られなかった。
それは森と海との関わりを大切にして、
早い段階で建設を拒否したらしい。



植樹活動で森を豊かにして、海も豊かに!
この発想の原点はフランスにあった。


牡蠣の養殖をしているロワール川の河口には「フランスの庭」と称えられる
ほど緑豊かな森が広がっている。
それにより森と海の関わりの大切さに気が付いた。
(舞根森里海研究所 森里海フィールドブックより)



ひとまず潜ってみよう。


浅瀬は鬱蒼とした海藻の森!
青森に渡ってからこんな光景を一度も見ていない。
リアス式海岸では場所場所によって海藻がゆたかな場所があると
聞いているけど、僕が潜った範囲では磯焼けが目立っていた。


各種海藻が生い茂る。
僕の見てきた少ない情報から、健全な森があれば海は豊かである。
と、短絡的には言えないけど、一つの事実。

ここ最近で一番気になっているのは土壌の流入。
復興工事や防潮堤の建設が続き、海辺の土地は土壌が剝き出しになっている。
雨が降る度に海は茶色く濁る。
雨で浸食された盛土を見ると相当な土が海に流れ込んでいると想像できる。
実際に海の中は泥っぽい。

ここの海が津波後に荒廃しなかったのは、そのことがあるのではないだろうか。
防潮堤の工事をしなかったこと、そして森が豊かなことで
土砂が流入しない環境が出来上がっている。
磯焼けの原因は30種以上あると聞いているけど、三陸で今一番深刻なのは
土砂の流入だろうと感じている。
健全な森は栄養分を海へはもたらすだけでない。


カキ棚
カキ棚と言うものを初めて見たけど、カキが分からないほど色んな生き物に覆われていた。
これも豊かさの指標になっていると思う。














気仙沼。
そこから志津川へ移動。


あれ?
ピンボケしてしまっているけどこの人は、、、。

長明さんだー!!!
お墓参で帰ってきていた!タイミングを一切合わせてないのに凄い。
三陸で見てきた光景を話したくてしょうがなかったんだ!
話したいことがありすぎて何から話したらよいのやら。
ちなみに学習するB型達は22時に解散した。


あれ、気が付くとホテルに泊まっている!
小汚いのが便所サンダルでチェックイン(笑)
ホテルが綺麗すぎてベットがフカフカ過ぎて困惑。。。

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