8.08.2016

北海道・能取湖のベルーガ 160日目

2016年8月7日
北海道・能取湖・網走
晴れ 透明3~5m  水温20℃


今日も良い天気!
昨日は撃沈したからなぁ、今日はどうしよう~。
目的のものが本当にいるのか半信半疑。
聞き込みをしても微妙な情報が多い。
 それが、、、突然の幸運が舞い降りた。
一人の若い漁師さんが船に乗せてくれた。
そして出会えてしまった。
ほんの5分か10分もない出来事だったけど、
こんに近くで見れたことに感謝。





NIKON D610   Nikkor14-24㎜
NexusD610 Inon z-240  FisheyeFIXneoPremium
気が付くと、、、船の下にいた!
いきなり目が合ったので、うっかり叫んでしまった。
ベルーガ!こと白イルカ!
まさか、この日本で水族館以外で出会えてしまうなんて!


旅の途中に朝日新聞の記事で知って、
目的の一つに組み込まれた。
でも出会うのは難しそうだと思っていた。
3つある港を2往復して情報収集。
でも全然良い情報が集まらない。
カヤックで疲労困憊して痛感した。
ほんとにいるのか??
どうしたら会えるのか。。。


そんなことを思っていたのが、嘘のよう。
漁師さんが垂らすアンカーの様なものに興味津々。


 水中も少しだけ撮影。
大きい!
まだ小さなメスのベルーガだけど、体長3mくらいはある。
このベルーガは能取湖に住み着いてもう3年くらい経つらしい。
冬に能取湖が結氷しても春にはまた姿を見せてくれる。


しかし、ここでも礼文島などの海獣類と同じように、
地元の漁師さんとしては悩みの種。
この可愛さゆえに、また1頭だけと言うこともあり
かなり優しく見守られてはいる。
でも漁業被害があるのも事実。
「正直迷惑」
というのが一番の声だった。


屋久島に持って帰ってくれ~とか。
肉にしたら美味いかな?(冗談っぽく)とか。


船にすり寄ってくるベルーガ。
今年の春に見つかった時は
生々しい怪我を負っていた。
船のスクリューに巻きこまれたようだ。
人に慣れすぎいて危ない。


この怪我がもとで「能取湖の自然環境を見守る会」も結成された。
保護される一方で厄介者扱いされるベルーガ。


ある漁師さんは水族館にでも引き取ってもらえると有り難いとも話していた。
またベルーガで観光客が増えるのを歓迎してないとも。
漁場にプレジャーボートが入ってきて、
ホタテ養殖のロープが切られることもあるとか。




 
傷は癒えていたけど、大きな跡が残っていた。
元気に北の海に帰ってくれれば、一番いいんだろうけど。。。


先行きが気になるベルーガ。
願い、見守ることくらいしかできないけど、
出会えたことに感謝!
Yさん大変ありがとうございました!!


10キロくらい走ると網走に到着。
ようやく潜れそうな海を発見。
少し揺れてそうだけど、陸上が暑くて耐えられない。。。
パソコン作業もしたいけど、無理!

 ホッカイシマエビ
波に揺られて泳いでいた。


ここにきてまた海が変わった!
コンブが太い!
たぶん羅臼昆布。
生き物もなんか違うぞ。
量が多い。


 エゾバフンウニは小さいながらも凄い量!


 ツマベニホンヤドカリ(若齢個体)
イトマキヒトデに乗るこのシチュエーションが素晴らしい。
2,3個体のっかているのもあった。
なんとか1フレームに収めたい!


それが、、、



 

こんな↑なってた!
恐るべしオホーツク海。
知床に近づいて海が濃くなった。
栄養が豊富なのだろう。


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