7.01.2016

北海道・函館の海 シワイカナゴの卵保護 122日目


2016年6月30日
北海道・臼尻
曇り(やませ) 透明度6-7m 水温13℃

蚊がいない!
虫が少ない!
熊が出た!
(町内放送で注意喚起)
晴れなのにヤマセで空見えない。
海穏やか。
幸せ~。

時間が惜しい。
長明さんのところにはいろんな情報があって、
面白そうな本もいっぱい。
ついウダウダ書いてしまうので、短く。

臼尻の朝
ガイドロープを張りに向かう長明さん

準備万端!
ワイドは生き物が近いのでフィッシュアイに変更。

エゾバフンウニ
蝦夷の名が付いてるとなんか嬉しい。

アカバ
4月頃までは赤色で、5月頃に遊走子を放出すると黄色くなるらしい。
今の臼尻の浅瀬は、黄色いアカバの絨毯が敷かれている。

ツマベニホンヤドカリ(若齢個体)
でたー!!!!!
これこれ!
憧れのヤドカリ!!!
しかもいっぱい!!!

オホーツクホンヤドカリ
オホーツクだって。これもまた旅心くすぐる名前(笑)

クロトゲヨコバサミ
これだ~!日本海で見れるのかな?とずっと探していた。
でも見つからなかったヤドカリ。
親潮流域の生き物なのだろう。

あとはイマイホンヤドカリがうじゃうじゃ。
ガーディング(交尾前行動)をしていた。

海藻、魚、ヤドカリ。
なにを見ても日本海や津軽海峡の生き物とは違う。
親潮という存在をあらゆるところで感じることができる。

フサギンポ幼魚!!!
激かわいい。。。

アマモに付くシワイカナゴの卵塊

シワイカナゴの卵保護
NIKON D610   nikkor 60㎜ F/2.8
NexusD610 Inon s-2000  FisheyeFIXneoPremium
長明さんの指さす方向を見ると、
なんとホヤホヤの卵を丹念に掃除してる!
うわ~、、、こんなシーンをこんなあっさり見れてしまうなんて。。。
生態が分からないのでとにかく慎重に、2mくらいの距離から
撮影しながらじわじわと寄る。
なんだ、結構寄れる!ってのが最後の感想(笑)
卵を綺麗に世話して、他のメスにもっと卵を産んでもらおうとしている。
メスが近づくと激しい求愛をしていた。

シワイカナゴの求愛・婚姻色(オス)
知らなかったけど、シワイカナゴってクダヤガラと同じトゲウオ目の魚。
それは求愛の仕方を見てすぐに納得。
竜飛岬で見たクダヤガラの求愛とほぼ同じ!

求愛の時は鰭と共に下あごが青黒くなり、張り出す!

シワイカナゴのメスの集団
メスは集団で行動し、オスたちを品定めして歩くらしい。
人で考えると、恐ろしい。。。

ジンギスカン!
これも初めて!ジンギスカン鍋にジンギスカンのタレで。
今日も松本さんと4人で夜を過ごす。
楽しすぎて、ついつい遅くなってしまう!

北海道に入って一番に臼尻に来てほんとに良かった。
生き物に関してこれまでと違いすぎて戸惑うばかり。
海藻を含め気になった生き物を聞くとすべてに関して、
長明さんが教えてくれる。
生き物だけではなく、海流や細かい季節のことなども。
これは昔錦江湾で、出羽さんと出会った時以来の衝撃。
ほんとになんでも知ってる。
ここの海を基準にして、これから北海道を周ろう。

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6月29日~滞在地 グラントスカルピン 

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