3.23.2016

長崎の海 温泉の街に海中温泉! 23日目


2016年3月23日 
長崎県 島原半島・橘湾
曇り
 水温13℃ 透明度5-8m



居心地の良い鹿島の道の駅を出発。
朝日を撮影して移動する予定だったけど、少し寝坊した。
良く寝れたと思ったら曇りだったので気温が下がらなかったらしい。
朝日も出てなかったので、まぁいいか。





諫早湾の締め切り堤防。
日本の誇る負の遺産。
きっと反面教師的な役割を担い、
今後の自然との付き合い方を考える礎となっているのだろう。
それ以外に作られた理由が理解できない。
本当は昨日にここまで来て、じっくりと観察する予定だった。
でも鹿島に泊まってよかった。
噂にたがわぬ負のオーラが充満した世界が広がる。
左には有明海、右には元諫早湾。
今は調整池という名の良く分からない淀んだ水がためられている。
諫早湾側の水辺を少し歩いてみた。
もはや人が利用できる場所ではない。
それでも鳥たちは人の入ってこないこの場所を
楽園のように利用していた。
ここに来るまでは、早く撤去してほしいと思っていたけど
この壮大な締め切り堤防を見て、かなわぬ願いだと知った。
僕がつるはしで壊そうと挑戦したら2億年はかかるだろう。
落ち込みながら、足早に島原半島へ渡る。




鹿島で岩ガキをくれたおじさんたちが教えてくれた温泉。
町民は100円。一般150円
ここで潟の泥と、諫早湾でまとわりついた負のオーラを洗い落とす。
さっぱり。




島原の小浜(おばま)に到着。
ここは凄い!
街のあちこちから湯気が噴き出ている!
ジブリに出てきそうな街並みに癒される。





そして長崎と言えばやはりこの男!
遠いのにわざわざ長崎入りに合わせて駆けつけてくれた!
頼もしいなぁ。ありがとう~!!
早速湯煙の中記念撮影。






で、拓朗さん。。。
あなたはどこ行くのですか。。。
垂直の梯子を下りていく。。。
あなたは海上保安庁ですか??



海底にはなんと温泉がわき出していた!
それまでは殺風景な景色だったのに、温泉付近は急に賑やかになり
ベニウミトサカとエントウキサンゴの咲き乱れる楽園があった。
湾奥の潮の流れもほとんどない場所でこれほどまで華やかなのは
湧き出る温泉のおかげだろうと。
水温や温泉の成分と、温度差や噴き出るお湯による水流が影響していることだろう。



魚も温まりに来ているのか、スズメダイやイシダイ が多くみられた。


こんな光景も。
不思議な場所だった。

 海底にはゴミ捨て大会の名残もあった。
海にゴミは捨ててはいけませんよ~。


そしてここがまた凄かった!
温泉ポイントは一般的にはかなりシビア。(エントリーが)
だけどこっちは拓朗一押しのポイントの一つ。
エントリー口の光景は大瀬先の外海そのもの!
そして浅瀬にはホンダワラの仲間が密生していた。
磯焼けが騒がれる場所が多い中、この場所は昔からかわらぬ姿を留めているという。





マメタワラとアカモクに囲まれる拓朗。
僕はこのあと海藻に絡まり、大変なことになった(笑) 


クロメバル(?)と海藻




NIKON D610  tokina1-17mm
NexusD610 Inon Z-240 FisheyeFIXneoPremium
潮が満ちてくると撮影が楽になった。
エントリー口のこの場所で丸々一本潜れそう。
実際ほとんどそんな感じ。
僕が今まで見た中で一番立派な海藻の森だった。
これから北上していくと海藻の森は勢いを増すだろうと予測してはいる。
この場所の海藻は圧倒的だった!
1本じゃ足りないので、明日も朝一で潜ろうと思う。

















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ではではまた。












 

 

 

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