3.22.2016

佐賀県 衝撃の潟デビュー! 22日目


2016年3月22日 
佐賀県 鹿島の干潟
晴天


有明海の広大な干潟より太陽が昇り始める。
今日一日のエネルギーを充填できた。
 

有明海は干潟の面積で日本一。
たしか日本の干潟の40%を占めていると書いてあった。
固有種の数は23種。
準固有種は40種以上と独自の進化が進む摩訶不思議な海。
きっともっと不思議が隠れているのだろう。
潮位差は大きいときで6m以上。
長い場所では陸地が6キロも伸びるとか。
屋久島では一年で一番潮位差がある時でも2mちょい。
2mであまりの変化に驚くのに6mは凄い。
道中で不思議な光景をたくさん目にした。
どれもこの潮位差によるもの。
そしてその潮位差も手伝って、ノリの養殖も日本一。
かつては浅草ノリが日本で一番だったけど
東京では9割の干潟が埋め立てられてしまった。
なんてもったいないことだろうか。



夜明けと迫りくる潮。
今日はこの鹿島にて、潮のリズムを感じ、地球の鼓動に触れた。

そして、、、自称水中写真家、高久至
衝撃の潟デビュー!!!

鹿島の道の駅はガタリンピックなる干潟遊びが開催される聖地的存在の場所。
恐る恐る潟スキーを借りたいと申し出ると、気前よくかしてもらえた!
今日は移動しようか少し悩んでいたけど、これによりがっつり潟漬けとなる。。。
小橋さま、色々と面倒を見ていただきありがとうございます!!!

ステテコ履いて潟へ飛び出した。
良く滑るな~!
と思ったのは最初の10m。
そこから先はきめの細かいシルト状の泥に足を取られて進まない。
100mほど進むのに相当苦労した。
それくらい進んだ後は泥に片足を埋め込みムツゴロウ待ち。



 10分ほど待つとそれなりに出てきた!
かわいい~。
シーズン初めなので良く写真で見るケンカのシーンやジャンプはほぼない!
正直地味な撮影だと思う。
でもムツゴロウの物凄い癒しパワーに動けなくなった。


 
遠く沖合にはノリの養殖場が見える。
ムツゴロウとヤマトオサガニがワラワラと出てきた。
でも警戒心が強く500㎜の望遠レンズれも厳しい。
じっと待つのみ。
しかし潟は手ごわい。
思うような姿勢はとれないし、ひんやりとした泥に徐々に体温を奪われていく。




2時間くらい潟に浸かってようやく撮れた動きのある写真がこれ一枚。
トリミングあり。
距離は5mくらいだったかな。
気が付くと寒さでガタガタ震えていた。潟だけに。。。
夢中になっていたので気が付かなかったけどかなり寒い!

帰る頃にはこんな姿に。
かなり余裕がない状況だったけど自撮り。。。

ようやく陸に戻って体を洗い、機材を洗って今度は潟の手前のコンクリートから撮影。
結構撮れる。
むしろ時間を気にせず汚れを気にせず取れるので間違いなく効率的だ。
しかし!
潟にまみれずしてムツゴロウは語れない!
ムツゴロウ。いやムツゴロウさんの気持ちに
少し近づけたように思う。

 あ~。

ぬあ~。

夕陽を浴びるムツゴロウさんを陸から。
もうムツゴロウさんにメロメロ。
今日は少し南下する予定だったけど、潟疲れで移動なし。

潮を感じ、ムツゴロウとひたすら向き合った贅沢な一日だった。

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こんなの作ってみた。(今日の朝日)
おかげさまでダイビングランキングでは1位。
総合では5000位。。。
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