3.21.2016

佐賀県有明海 ムツゴロウの海 21日目 


2016年3月21日
熊本県~佐賀県
晴れ


夜明け前に移動を開始して日の出前には熊本北部の荒尾干潟に到着。
今日はここで干潟遊びをしよう。
朝は満潮なので昼までまったり。
軽く寝て起きると海がなくなっていた!
干潮までまだ3時間ちかくあるのにずいぶん遠くまで引くものだ。
干潟使用に着替えて出陣。
ここ荒尾は泥ではなく砂が多いので普通に歩ける!
でも生物が全然いない。。。
風がビュービュー吹いていてのどかな雰囲気ではない。
そのせいだと思うんだけど、生物がほとんど出ていない。
カラスが数羽。。。
移動しよう!


佐賀県へ入り、東与賀干潟、芦刈干潟、肥前鹿島干潟と見て回る。
この3つはズブズブの干潟。
干潟を初体験したけど、冗談じゃなく死ねる。
ムツゴロウを取っていたおじさんはたくさん死んでるよと軽く言っていた。
干潟恐るべし。











 ムツゴロウ取りの帰路。
ムツカケ漁を見たかったけど釣竿を持っていなかったので
どうやら違う漁法があるらしい。
それにしても潟スキーいいなぁ。
ほしい!1日あれば作れそうなシンプルな乗り物。




 手前にはムツゴウがたくさん。
黒くい横長のやつが全部ムツゴロウ。
ちょうど出始めの時期らしい。
お店では今日初めて入荷したと言っていた。
タイミングばっちり!
奥に見えるのはノリ養殖竹。
有明海のノリは日本一の生産量と味!
かつては浅草が一番という時代があったらしい。
東京の干潟の9割は埋め立てられてしまった。


取れたてのムツゴロウ。
泥まみれ。


今日は干潟遊びをするつもりだったけど、
干潟を甘くみていた。。。
少しだけはいってみたけどすぐにヒザまでズブズブと沈んだ。
干潟恐るべし。
20mくらい先のムツゴロウを数枚とって撤収。
う~ん。。。
天気は良かったけど求愛のジャンプはまだ見られない。
本格的なシーズンはあと2か月くらい先らしい。
さてどうしようか。








 写真は珍味がそろっている「夜明茶屋」にいたムツゴロウ。
結構大きく15㎝くらいあった。
陸上生活が長いだけあって、窮屈そうな環境でも元気いっぱい。
すごい生命力。








 ムツゴロウの表皮のアップ。
陸上生活が長いために、普通の魚では見られない乳頭状の突起が見られた。
これで皮膚呼吸でもしてるのだろうか。不思議な皮膚だ。
ビーパルの12月号か1月号で荒俣先生がこれについて書いていて
実際に見てみたいと思っていたもの。
今日一番テンションが上がった瞬間でもあった。








ワラスボ
エイリアン見たいともいわれているどう見ても怪しい魚。
お土産になるとムツゴロウもこれも1匹300円となかなかいい値段で売られていた。



 クラゲ!
これも食べるの~!!!




 イソギンチャク!
まさかのイソギンチャク!!!
イソギチャクって、、、。
空揚げや煮物で食べるらしい。。。。










佐賀県。
噂通り、何もない。
あっと今に長崎近くまで来ちゃった。







夕陽
有明海の干潟。
もっとじっくり遊びたいけど。
時期も装備も足りない。
明日少し遊んで長崎へ移動しようと思う。
今日は鹿島にて宿泊。
目の前には干潟が広がり、月が爛々と輝いている。
貧しい旅の贅沢なひと時。







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