9.16.2016

岩手県・三陸の海 要塞じぇじぇじぇ 199日目

2016年9月15日
青森県・八戸-岩手県・宮古市
晴れ 透明度10m~ 水温21℃~?

久しぶりに夏の様な陽気!
いーや、きっと夏だ!
こうなると海に飛び込みたくて仕方がない!

蕪島、種差海岸など青森の海岸線を見て周る。
風は治まったのに、昨日までの時化の影響かザブザブ。

洋野(ひろの)町
ここではウニの種苗センターがあり、岩盤を削って作るウニの養殖溝も見られた。
そしてフーカーで潜る潜水漁なんてのもあるみたい。

遂に被災エリアに入ったようだ。
ここから先ではどんな光景が待っているのか。

気が付くと岩手県入り~。
あまちゃんでお馴染みの?久慈市小袖海岸。
ドラマ見てなかったから良く知らないけど、流行ってたな~。
それにしても、じぇじぇじぇ発祥の地って(笑)

良く分からない記念碑を撮影していると、良い香りが!
近くでは魚をさばいたり、薪でタコを茹でたりしていた。
ホッとする海辺の光景だなぁ。

タコ食べてきな~。
あざ~っす。
うま~い!

海女センター
ここではとんでもない海女さんたちがいた。

 
こんな感じの麗しい海女さんを是非とも撮影したいもの。
受付に行くとお姉さま方が談笑していた。
「あの~海女さんが潜っているって聞いたんですけど、どこにいますか?」
「私たちよ!」
そう来ましたか!!

話し始めると一気にグイグイきた!
物凄いパワーだ。
さすが、海の女!
「顔小さく映る?体細くなる!?いいから撮って!」

、、、へ~い。

予定通り麗しい海女さんたちを撮影できた。
普段はここで観光的に海女漁を見せているらしい。
それにしても凄かったなぁ。
写真1枚3万円っていったら、アイスバー1本くれた!

日本最北限の海女さんとして昔から潜っている。
 
海を探していて色んな光景に出会った。
 巨大な防潮堤。
ダムでも作っているのかと思ったけど、違う。
まるで要塞のような防潮堤。
こんなのがあちこちで作られている。



噂には聞いていたけど、防潮堤のあまりの巨大さに意気消沈。
日本の海を巡りながら、海辺の重要性や大切さをヒシヒシと感じてきた。
僕の中での大きなテーマは海辺や浅海とその環境だと思う。
浅い海の生産性は広大な海の中でも最も高い。
そして健全な海辺では生き物だけではなく、
人の営みもまた賑やか。
島国であり海洋民族であるはずの日本人にとって、
海との関わりはもっと尊いもののはず。
津波は確かに怖い。
だからと言って海辺を破壊して、景観を壊して、
自然との距離を遠ざけて、いいのだろうか。
津波の脅威からいったい何を学んだのか。
自然は軽々と人間の想像を超えるもの。
そこに人の思惑は入らない。

高い防潮堤を作って大丈夫だと安心してしまうことの方が恐ろしい。

ハンマーで頭を打たれたような気分で、朦朧とした。

真崎岬からの展望
街を走っていると津波の痕跡が各所に残っていた。 

こんな高さまで波が来たのか。
なんて津波は恐ろしいんだ。
だからって、、、。

中秋の名月に照らされた浄土ヶ浜。

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1 件のコメント:

  1. 至、元気そうだね。モニ1000始めるよ、三島はいつ行く?ところで洋野町は私も行きました。あの堤防を私も見ました。あの堤防で洋野町は守られたと誇らしげでした。そして、東北太平洋沿岸はあの堤防で埋め尽くされようとしています。それに真っ向から立ち向かったのは、気仙沼の畠山さんです。ぜひ唐桑町のnpo法人森は海の恋人の畠山さんを訪ねて下さい。

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