福井県・越前の海 砂のくぼみ ７９日目

2016年5月18日　

福井・敦賀～越前

晴れ　透明度10-15m　凪


あ～良く寝た。
今日も快晴＆ベタ凪。
お陰でやる気満タン。


昨日は敦賀半島西側のダイヤモンドビーチで泊まった。
浜の向こう側には美浜原子力発電所が威圧的に構える。
あえて、このロケーションで泊まってみたけど、なんか不安。
存在するだけで人を不安にさせる存在があっていいものだろうか。
さらに１０キロ先には悪名高きもんじゅ、その先に敦賀原発。
京都に入ってからここまで原発だらけ！
だからってことだけではないけど、ついつい足早になる。
日本中原発だらけだということを実感。
北からミサイルを飛ばすならこの辺が妥当でしょう。
効果はミサイルの何百倍もあるでしょう。


この辺に住む方すいません。。。



敦賀から少し北上すると越前！
海藻がこれまた美しい～！
季節は進むけど、海藻の旬はむしろ旬が戻ってきてる！
良いペースだ。



透明度も良く、美しい。
残念なのは、敦賀から越前までず～～～～～～～っと、
こんな護岸でガッチリと海が遮断されている。
海と陸を行き来する生き物がいることを知らないのだろうか。
浅い砂浜や砂利場が生き物たちの
繁殖に欠かせないことをご存じないのだろうか。


なんかグチが多いな。。。



松葉ガニから越前ガニに変わった！
もちろん種類は一緒。



そうかここはもう北陸になるんだ。

風がヒンヤリするのは気候が変わったからか？
過ごしやすくて良い。

少し時間は戻って敦賀の五幡（いつはた）。
サックリ海中チェック。
ふむふむ。
こんな感じですねと。
アカモクやホンダワラが繁茂していた。
大きなイワガキがゴロゴロあったのも印象的。

 エキジット後は余裕の自撮り。
さて越前目指しますか。


車をバックさせて、、、出発！
キュルルルルルル～。
むむむ。
お腹が減ったのか。
いや、違うな。
タイヤが砂にハマったらしい。
きゅるるるるるる～。
ギュルルルルル～！


はい、完全にはまりました。。。。

タイヤの周りの砂を掘ったり、砂に水をまいたりしていると
気が付くと近くの釣り人さんたちが集まっていた。
慣れた感じですぐに牽引ロープで繋がれた。
２，３度の踏ん張りで砂から脱出！！！


ふい～。
助かった～。
皆さま本当に助かりました。
ありがとうございます！！！

 あ～あ。
油断したなぁ。
まぁ基本油断しかしてないけど。

ようやく越前の海！

ここは不思議な感じのダイビングスポット。

ポイントが妙にたくさんあるな～と思ったら、

ダイビングショップの目の前を各お店がプライベートビーチのように

使っている感じ。

そこで大きな駐車場がある潜りやすそうなところを探す。

壁岩というポイント。

ここいいなぁ。

水深0ｍからあるのがまず良い！

当たり前の様なこの環境がこの辺にはない。

そのお陰か、浅瀬にはクサフグが200匹とかそれくらいの規模で群れていた。

クサフグの産卵には理想的な波打ち際。

クサフグもよくここを見つけるもんだと感心する。

もしかしたら産卵も見れないかと調べまくって、夕方も潜ったけ。

さすがにまだ時期が早いのかな？

でもお腹は大きかったんだよなぁ。

生態的にも日本海と太平洋で違うみたいで俄然興味がわいた！

NIKON D610  tamron 90mm F/2.8

NexusD610　Inon s-2000  FisheyeFIXneoPremium
ss1/350  f8 iso400

ナベカ（オス）

渾身の一枚撮れた！

とか思ったけど、失敗作。

たまにやっちゃうんだよなぁ。

まぁ使いようはあるな。

夕方にはナベカの求愛？やら喧嘩が見られて俄然興奮してきた！

こりゃあ、楽しくなってきたぞ。

日没まで潜る。

浅瀬の景観が美しい！

 海から見る日没。
神々しかったなぁ。


竹野で取材してもらった記事が読売新聞に載った！
竹野の海の魅力が一人でも多くの人に伝わればいいな。

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【　屋久島水中・自然写真　高久至写真事務所　】