4.13.2020

春の潮溜まり 〜木の芽流し〜


2020/04/13  屋久島
カナダから帰国して2週間と少し、本当なら今頃に屋久島に帰ってきて、
バタバタとダイビング業の準備に追われるはずだった。
それが今は庭で土いじりしている。散歩して食べられる野草を採ったり、
海辺で海藻や貝を拾ったり。なんて平和なんだ。
予定していた生き物や、人に出会えない寂しさはあるものの、結構この生活が気に入ってる。
しばらくはダイビング業のことを考えるのはやめて、写真の整理や創作活動に専念かな。いつだって現金には直結しないけど、やらなければならないことはたくさんあるのだ。

春は昼に良く引く潮。この時期の大潮の海辺では磯もん取りの人をよく見かける。
自分にとっては絶好のタイドブール日和。これからしばしの間は海藻で華やかに彩られた潮だまりが楽しめる。
よく潮が引いたとには稀にロウソクギンポが集結することもある。ごくごく小さなタイドプールに一帯のギンポが全て集まったのだろう。
こんな光景を近所を散歩しながら見れてしまう。
しかし、密集し過ぎ!もう少し距離を取りなさい!
と思わず言いたくなる。

今日は日中激しい雨が降った。
木の芽流しと呼ばれる雨だ。屋久島では木々が喜ぶ声を聞くことができる。
夜になって北西風に変わり霰が降った。
今期最後の冬日だろう。
そして余った灯油を使い切るチャンスとばかりにストーブに火を灯した。
あったかい。
いつもと違う春の訪れに戸惑いながらも、1日はあっという間に過ぎてゆく。

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