3.08.2016

南薩摩の海・笠沙 7日目

 鹿児島 南さつま
晴れ 水温18℃ 透明度15m


今日は快晴!
こっちに来てから天気、海況共に良好。
これが一番有り難い。
夜明け前から移動して朝日の写真を撮り、笠沙の大当(おおとう)海へ入る。
錦江湾と近いのにこれほどまで海の中が違うことに驚く。
黒潮の当たりもよさそうで、屋久島に結構似ている。
今日の一番はシコロサンゴの群落!
これほどまでに大規模に広がるシコロサンゴを見たことがない!
かなり凄いと思うんだけど、自分が知らなかっただけなのか?



自撮りはしない人間だったけど、旅では臨場感をだすためにすることにした!
一人であほみたいに自分とってる。。。




水深5mほどに広がるシコロサンゴ。
この光景を見て、何かに似ていると思った。
そう生物の教科書に載っていたストロマトライトだ。
原始的な細菌により作り出されたその岩石は古いもので27億年前からあるという。
平坦な大地にポコポコと置いてあるようなそれは悠久の時を感じさせた。
朝の美しい光の中、雄大な気持ちで撮影していたけど、ふと思った。
ホイップクリームにも似ていると。。。
ケーキ職人の見習いがホイップクリームを打ち出す練習をしたかのような。。。
まぁなんでもいいか。
とにかくなかなか珍しい光景に出会えたと思う。


錦江湾ではミノカサゴだったけど、こっちに来たら屋久島と同じくハナミノカサゴになった。
シコロサンゴの上にいるクロホシイシモチを狙っていたのかな。




最高の朝潜りを終えて、ここで長崎より来てくれていた「海だより」の拓朗としばしお別れ。
遠いところからタンクを30本背負ってきてくれた熱い男である。
鹿児島の海にゆかりのある拓朗が色々と融通を聞かせてくれて本当に助かった。
ペンギンで眼鏡でTシャツを反対に着ているだけの男ではなかった。
いいやつである。僕の歯ブラシもすぐに見つけてくれる眼力も持っている。
1か月後くらいに長崎で会おう!ありがとう!

 

塩ヶ浦の海    →  「牧場下」 目的地をまたも外していたらしい。。。
相変わらず陸では方向音痴な僕は迷いながらもようやく、海へたどり着いた。
それも電話で詳しく教えてくれた松山さんと稲垣さんのおかげで。
こんな場所自分一人では絶対にたどり着けなかっただろう。
ほんと、いろんな人に助けられてばっか。
海辺ではアカウミガメのメスがうちあげられていた(ストランディング)
タグを探したけど見当たらない。屋久島にくる子ではないのかもしれない。



海の中には岩に絡まった漁網があった。
それこには何種類かの魚がこのチョウチョウウオのように絡めとられていた。
この子だけは生きていたので逃がしてやった。


海底はソフトコーラルの絨毯!
これはまた凄い。
カエルアンコウが多いらしいのでいたらさぞ絵になることだろう。
残念ながら見つけられず。




夜は寂しくなると、スカイプ!
にゃ太郎に超絶癒された。


明日はFB友達でこの南さつまでダイビングショップをされている
「ダイビングステーション海来館(みらいかん)」 の稲垣さんが加勢に来てくれるらしい。
なんて心強いんだろう!
拓朗と別れて半日で心が折れかかっていた僕だけど、もう少し頑張れそう(笑)


枕崎の火乃神公園より

ではまた明日。



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